手当て

 

「やさしく触れる」

そんな小さな刺激が、感覚を研ぎ澄ませ、ココロを研ぎ澄ませ

まるで、今まで離れていた自分のカラダに意識がもどってくるように

ココロとカラダが調和を取り始め、あるべき姿へと繋がり出す。

 

細胞は触れるか触れないかでも常に感じている。

全身の細胞は風、音、光を浴び感じている。

 

小さな刺激がきっかけとなり、感覚のスイッチが切り替わる

大きく雑だった感覚は、繊細に

意識がうるさいアタマは、静かに

 

「手当て」をきっかけに、意識、思考と断裂し、自分の身体を感じ、知る事ができる。

 

それは、カラダの違和感なのか、ココロの違和感なのか

見つめた、その瞬間、ココロもカラダも変わりだす。

今まで気づかなかった「何か」が身体の中で大きく動き出す。

大きな治癒力が波うち出す。

 

「癒しは、自分の中でしか起こり得ない」

 

手当ては自己治癒力を引き出すきっかけにしか過ぎない

 

人生の歩みの中で、いつからか自己治癒力の流れから外れ

長い時間をかけて、上から外から何層にも積み重ね、厚く隠してきた。

今度は、少しずつ剝がしていく

 

「それは、自身で気付くことでしか剥がせない」

 

自己治癒力は他人が外から変える事の出来ないもの。

その人の内に備わった能力

元に戻ろうとする、自然の摂理であり、治ろうとする働き。

症状も自己治癒力の一つ、守ってくれている

 

思考を捨て、ただ感覚で向き合う、感じようと、見ようと、知ろうとしない

ただ、表現してくれるその命を見守るだけ。

 

治癒力は計り知れない。

だから奇跡が起こる。

自分の中にある可能性が奇跡を起こす。

 

それは、科学を超える。

 

だから、難病でも原因不明でも不治の病でも関係ない

まだ、生きている限り、息している限り、命が続いている限り、

奇跡を起こす可能性が身体の中で巡っている。

奇跡は今も起こっている。常に起きている。

 

今この時、この瞬間が奇跡の最中

 

一度きりの人生、次の瞬間、奇跡は終わるかもしれない。

 

だから、もっと自分と、もっと命と繋がって、よりよいあなたを、よりよい自分を歩めるように、

 

「手当て」は、

あなた自身と向き合うきっかけを、あなたに戻れるきっかけをつくる

本能に立ち返る、そこにしか答えは無いから

 

   「共に歩み、共に成長し、自分と繋がり、命と繋がる」そんな時間

 

手当てを通じて「気づき」は起こる。

癒えるあなたと出会える。

本当のあなたと出会える。

 

人生は結果ではなく、歩んできたプロセスそのもの

どう向き合ってきたのか、どう歩んできたのか、誰と出会ってきたのか

どんな景色を、どんな思いを

今この一瞬が全て

無駄な時間なんてあるはずがない

どんな一瞬もすべてが私であり、私の人生

そんな一瞬一瞬を拾い集めてきた、その時間、そのプロセスが人生

人生は結果ではない