私は、医誠会病院が父に透析をしなかったことは医療事故だと思っています。
神戸徳洲会病院でインスリンが必要な患者にインスリンを投与せず亡くなったケースと同様だと思います。
市の立ち入り検査が入ったことは非常に意味があることだと思います。
医誠会病院は、父の死を検証したのか？
私が納得できないのは、医誠会病院が父の死亡について医療事故だと認めていないことです。
私たち家族は、一度として納得できる説明を医誠会病院の医師から受けていません。
それは病院主催の説明会においても同じでした。
医誠会病院は父の死亡について、院内の医療安全委員会等で検証したのでしょうか？
結局、議事録の提出もなかったので謎のまま。
性善説に則っている日本の医療事故の現状
医療事故が疑われるケースが起こった時、現状は、各病院が設置する”医療安全委員会”等でその事案を検証、病院がその判断ができない場合は、医療事故調査・支援センターに依頼するシステムになっています（ただし死亡案件のみ）
このシステムは、各病院の医療安全委員会が機能していることを前提にしている性善説に基づいたシステムであり、各病院の医療安全委員会が、十分にその責務を果たしているか、否かについてはどこも管理していないのです。
申し出により各都道府県の保健所内の部署が調査するようですが、あくまでもその程度のこと。
このままだと医誠会病院の検証結果がわからないまま父のケースは、医療事故と認定されないままで終わりそうです。
納得できない。
各病院に任せず、医学の観点から検証する第三機関が必要だと思っていますが、すぐには無理でしょうから、その第一歩として、患者、家族に各病院内の医療安全委員会等の議事録、結論書面を提示しなければ罰則付きの規約を作るべきだと思います。