被告病院医誠会に求め続けていること

 

 

私たち家族が医誠会病院に求め続けていることは、一貫して

コロナ無症状、維持透析目的で搬送された父に何が起こり、2日後に病室で心肺停止で発見されることとなったのか、その経緯を知りたい

 

それだけです。
ほんとうにそれだけを求めたのに、医誠会病院父に何があったかの説明を一切しなかったのです。
それは示談でも、決裂し訴訟になった今も説明はないままです。


裁判になった今でも私たち家族が知りたいのは、医師、看護師が父に行わなければならなかった医療は何だったのか、どうして家族説明なしに心肺停止で発見されるに至ったのか、それを検証、説明してほしいだけです。

それ以上のことは望んでいないし、なんならここまで来たら謝罪も望んでいません。謝罪は賠償金額で示してくれればいい。
今更、「ほんとうに申し訳なかった」などと言われても、この1年半、私たちが医誠会から受け続けた無礼と不誠実な対応は消えることはなく、むしろ深い憎しみまで植え付けられたので、もう謝罪はいりません

 

だけど医療訴訟は、真実が明らかになるものではないのだと1年半で学びました

 

 

 

 被告病院の答弁書には次々と新しい説明が加わるが・・・

 

裁判中ですが、提出された答弁書には、説明会でも示談交渉でも出て来なかった新たな説明(当然、医学的説明にはなっていない)が追加され、ますます混沌としてきましたが、それに流され惑わされず、ブレずに訴訟をするだけだと代理人弁護士。

 

そもそも経過説明をしたこともないのに今更とってつけたような言い訳をはじめても、

 

1,搬送当日の維持透析をしていない。翌日もしていない。
2,透析室、腎臓内科医に依頼書もない。
3,透析されず状態が悪化していく父に、看護師は医師の診察依頼していない
4,「息苦しい、医者を呼んで欲しい」と懇願する父を無視

その結果、病室で心肺停止で発見された

 

上記は変えようがない事実です。

結局、変えようのない事実を前に医誠会病院が闘おうとしている内容は、

 

維持透析が遅れたことだけが死因ではない

 

ほぼこの一点。

そこに真実の追求などなく、「直接死因じゃない」、それだけを反論し続けています。

そこには、維持透析をしなかったことも、病状悪化で苦しさを訴える父に医師の診察を受けさせなかったこと病院としての責務ではないと言わんばかりです。
私はそれも含めて医療で、責務だと思うし、そこも争点であるべきだと思っていますが、これが民事で行われる医療裁判の現実