医療事故後も患者、家族を傷つけ続ける過失医師

 

赤穂市民病院医療過誤の裁判はまだ続いている。
今回、過失医師から裁判所に提出された陳述書は、ウソだらけだった。
その心情をお母様の様子も含めて投稿されています。

 

 

 SNS投稿で傷つけられる

 

医療訴訟で高額の賠償金を取る気だろ
高齢者に高額の賠償金なんか必要ない。患者、家族が強欲なだけだ。

 

SNSでは、訴訟内容を十分理解せず、記事見出しをだけの意見が飛び交う。

まったく関係ない第三者から、不必要に傷つけられる現実。

 

 

 

 他病院の院長からも傷つけられた

 

私の場合、5/2発売の週刊現代「吹田徳洲会スタッフからの告発」記事に、ほんの数行父の訴訟が掲載されただけなのに、吹田徳洲会病院のホームページ上<病院からのお知らせ>に、高橋院長から傷つけられました。

 

医療事故に遭っただけでも十分にツラいのに、その後もウソの供述や、第三者の発言で傷つけ続けるのが医療裁判の現実です。

 

 

 

 どこまでも続く痛みと苦しみと悲しみ

 

医療訴訟を起こすのは簡単じゃないです

 

相当の覚悟と、忍耐が必要です。
 

医療過誤被害者家族さんは、後遺症に苦しむお母様を介護しながら、不誠実な過失医と赤穂市民病院を相手に刑事、民事で対峙されていますが、今回、裁判長提出書類(陳述書)で一方的なウソ陳述をされました。
法廷での虚偽は問題になるはずなのに、そんなのお構いなしです。

 

腹立たしくて虚しくて、たまらないと思います。

訴訟をすれば原告側も陳述書を作成しなければならず、そのたびに振り返りたくない後悔しかない過去を克明に思い出すことになります。

 

そのつらさは当時と形を変えて苦しい気持ちにさせ、決して薄らぐことはありません。
そして何よりもツラいのは、後遺症に苦しむお母さまが、後悔したり、怒ったり、涙を流すことに対して、また、「迷惑をかけてごめん」と言う言葉に、その気持を救ってあげられる言葉がないときだと思います。

 

父を亡くした私も同じで、母親が自分を責め、「最期に会いたかった」と泣かれても、私自身がまだ父の死を納得いく形で受容できていないから、母にかける言葉が出てこないのです。


医療事故(ミス)が起きた直後、過失医、病院が心からの謝罪をし、改善策を出し、速やかに納得できる対応をしてくれたら、この気持ちを何年も抱えながら生きる必要はなかったのにと思うのです。

 

裁判になった以上、年単位でこの状況が続きます。それは経験したものにしかわからない苦しみなのかも知れません・・・。