医療関係者だから”おかしい”に気づけた
私の父親は、濃厚接触者としてPCR検査の結果陽性が判明。医誠会系列透析クリニックでの透析ができなくなり、クリックが医誠会病院に受け入れを打診、OKとなり、維持透析目的で医誠会病院に搬送入院されました
入院時父親はコロナ感染は無症状。自分で入院の準備をして救急車に乗りました。
前提として、私たち家族は医誠会病院から訴訟中の現在においても、入院から心肺停止で発見されるまでの経緯の説明を受けていません。
救急科部長兼医療安全委員長である医師は、
「私はその場にいなかったのわからない」と発言したのみで説明を終わらせ、それ以降、何度説明を求めても、医誠会病院は一切無視、対応しませんでした。
よって代理人弁護士を立てて、まずはカルテ開示からはじめたのです。
X(Twitter)の投稿で、私が医療関係者だから父親に透析が施行されていないことに気づいたのであって、医師から、「高齢で、コロナ感染で急変したようです」と説明されれば、入院のときの状況を説明されなくても、(そうなのか)と納得するしかないし、逆に、「ありがとうございました」とお礼を言って終わるケースなのでは?と言う意見がありました。
正直、そうかも知れません。
だからこれまでも高齢者が急変して亡くなった場合、「肺炎」「心不全」等の説明だけで医誠会病院は終わらせていた可能性があります。
父のケースでさえ、私が医療関係者だと身分を明かしても、「窒息して心肺停止になったようです」と言う説明のみでしたので。
ではなぜ、父の死に疑問を持ったのか?
まずは、
どれだけ入院から心肺停止で発見されるまでの経過、経緯の説明を求めても、「私はその場にいなかったのでわからない」と言い、説明しようとしなかったこと。
これは違和感でした。
<説明しない>なんて普通はない。
隠したい理由があるのか、ただ単にずさんな病院なのか・・・
納得できませんでした。
次に、
![下三角](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/529.png)
”維持透析目的”で搬送された患者に”透析をしていない”と言う考えが私にはありませんでした。仮に、透析できないなら家族にその説明連絡があって然るべきで、なんの連絡もないと言うことは透析は問題なく行われたと思っていました。
しかし、透析をされていないと考えると、父親の肺の状態から、胸水が溜まって呼吸困難になり、息苦しさを訴え、痰などが増え、窒息を起こしたと考えられ、それは死因と合致します。
ここではじめて、医誠会病院は父親に透析をしていないかも?と疑問を持ちました。
普通はそうやって死因を検証していくものですが、医誠会病院はやっていない、やれない、やる気がないのどれかでしょう。
もしも仮に、救急科部長兼医療安全委員長の医師が私たち家族に誠意ある態度で接し、入院から心肺停止で発見されるまでを説明していたら・・・透析をしていないことを隠蔽されても、気づいていない可能性があります。
よって逆に誠意がない救急科部長兼医療安全委員長の医師の態度がこの現実を知るキッカケになったとも言えます。
医誠会病院は今でも透析について曖昧発言を繰り返している
示談交渉では、「7日、ないし8日には透析をするべきだった」と言う曖昧な文章で、透析を忘れていたことを認めなかったので示談決裂。
訴訟になった今も、同じです。
裁判長からも被告病院に対し因果関係を説明するよう求められましたので、今度どう説明してくるのか・・・
しかし
カルテに透析指示はなく、一言も維持透析に触れた記述はありませんし、その上、
入院担当のA医師はカルテに、
重症化リスク鑑み、予防的入院ということのようです。
救急 A
と書いている以上、父に透析が必要だった認識がなかったと露呈しているようなものです。
それでも民事裁判では通じるんですよね、なんで?
とにかくこの部分は民事裁判でも肝なので、代理人弁護士にがんばっていただくしかありません。