答弁書内容は誰の意見なのか?

 

第一回裁判を前に、被告:医誠会病院は4月19日(金)までに反論書面を提出になっています。
医療訴訟中の方々から、(答弁書を読んだら怒りで血が逆流する)などとお聞きしていますので覚悟はしています。

 

しかし被告の答弁書は、誰の意見なんでしょうか?
答弁書被告病院代理人弁護士が作成すると思いますが、その中身、特に医学的見解が必要な項目については、医誠会病院の医師が答えているんですよね?
私は答弁書記載の意見を主張したのが誰なのかを知りたいです。

 

 

 医誠会病院の示談書面は死亡診断書と内容がちがう

 

そう考えると、示談書面の内容も医師の意見だったはずですが、

示談書内容は死亡診断書内容とちがいました。

 

【示談書では】

「透析のタイミングとしては少なくとも9日を待つべき理由はなく、ご指摘のとおりより早期に実施するべきであったものと考えます。しかしながら、コロナ感染しておられ、かつ、ご高齢であったことからすると、7日ないし8日に透析を実施しなかったことと、11日に亡くなられたことの因果関係の認定は困難なものと思料します」

 

と書かれていましたが、これまで入院時、心肺停止時、翌朝のはじめて医師の説明のとき、死亡時、どの場面に於いても、一度も説明を受けていない「コロナ感染」が取ってつけたかのように死因としてここではじめて登場しました。

しかし「コロナ感染(COVID-19)」は、「死亡診断書」では

直接には死因に関係しないが(低酸素脳症)の傷病経過に影響を及ぼした傷病名】の欄に記載されており、直接死因ではない項目扱いです。

 

 

透析についても7日、8日に施術されていないことを指摘したのは私たちで、示談書には、まるで説明したかのように書かれていますが、彼らは透析していないことを隠蔽したままですし、9日にしたと主張している透析も、カルテ開示になかった後出し書面で、信用性の薄いものである上、維持透析ではない特殊なものです。

ただ、

「透析が必要であることを、申し送りで抜け落ちてしまい忘れていました」

 

これを認めるだけで良いのに、なぜ明らかなウソを、ウソで立証しようとするのか。

このウソのために数年を要し、互いを傷つけ、高額な訴訟費用を互いが使う。

ほんとうに虚しい闘いが続くのでしょう