訴訟については
一読いただけると幸いです。
言い得て妙
関西でおなじみの朝の情報番組「おはよう朝日です」月曜レギュラー山岸弁護士が、本日のトピック「500円玉貯金を娘と娘の友だちに無断で使用された裁判判決」について、「この裁判は勝っても訴訟費用に見合う額の賠償金が戻らないケース。しかし原告は損得ではなく、”けったくそ”悪くて訴訟を起こしたんでしょう。人が訴訟をする理由は、”けったくそ”なんです」とコメントされ、思わずTVの前でうなづいた。
まさしく私が医誠会病院を訴える理由もけったくそ悪いからです
誠実に向き合い、ウソをつかず、事実を伝えて謝罪するべきところは謝罪してくれれば訴訟を起こすことはありませんでしたから、訴訟を起こした理由を一言で言うなら、「医誠会病院の対応、医師の不誠実さがあまりにもけったくそ悪かったから」です。
どこの1点をとっても納得できず、許せなかった。
許せなかったら、訴訟して裁判官に、「悪いのは医誠会病院です」と言って欲しくなる。そのために高い弁護士費用を工面し、年単位の時間を使って訴訟しているのです
いまいましい、しゃくにさわると言った感情を表す言葉。
医療裁判の報道内容が薄すぎる
けったくそ悪いのは、訴訟の2割程度しか報道されていないwebニュースにコメントする医療関係者も。
医療訴訟専門弁護士齋藤健太郎氏もツイートされていたが、報道内容が薄すぎるため、医療関係者(主に医師)がその記事を読み、「こんなことで訴訟、賠償金を求められるならやってられない」、「心肺停止したら賠償金2億円と思いながら蘇生するの?真っ当な判断ができなくなる」などのコメントが出てしまうわけです。
私の訴訟ケースもweb記事になった直後のバッシングは病む寸前でした。
「90才は寿命だろ」って関係ない人たちに父親の寿命を決められ、「90才で透析させられてることが可哀想」って事実を知らない人が批判する。挙げ句は、「90才に5000万の賠償金は家族がカネの猛者」と賠償金算出方法を知らないのにバッシング・・・etc。
すべては報道内容が足らないせいです。弁護士から、会見し、1社でもweb記事で話題になったことは成果だと言われ、そう理解しようと気持ちを奮い立たせましたが
私も医療従事者なので医師の気持ちはわかりますが、医療裁判の報道は約2割しか書いてません!
病院側が誠意を持って説明責任を果たしていないことが訴訟となる要因だとわかってください。
家族、遺族が納得するまで対応しなかった結果、示談が決裂、訴訟に至るのです。
ご自分が説明責任は果たしている、誠実に患者、家族に向き合っていると言うなら、不幸にも起こった医療ミス、事故は、訴訟に至る可能性は低くなると思います。