訴訟については 下矢印 ご一読いただければうれしいです

 

 

 

 週刊現代の取材を受ける

 

代理人弁護士が週刊現代の「医療ミス」記事のインタビューを受けられた時、父の訴訟に興味をもっていただけ、今回のインタビュー&記事となりました。

 

今回は、ブログ「市民病院医療過誤記録」のご家族の訴訟案件との合同記事です。

父の入院対応をした医師が”医療過誤被害者家族”様のお母様を手術、重度の後遺症を残す結果を招いたA医師であり、他に赤穂市民病院で7件もの医療ミス、事故を起こしているとされている医師です。

赤穂市民病院での連続医療事故が起きたその約2年後父は医誠会病院でA医師に入院対応を担当され、透析目的で入院したのに透析指示なし、私が求める病状、治療説明もしなかった。
それが事実です。

 

 

 

 

 私を奮い立たせてくれた被害者家族さま

 

約1年、医誠会病院と示談交渉を続けてきましたが、カルテ開示になかった重要な書類を半年後に提示したり、途中で弁護士が交代したり、最後は病院加入の保険会社に父の件を丸投げした医誠会病院。
そのあまりにも不誠実な態度に、正直疲れ切った私は、(このまま保険会社の提示を受け入れれば、終わる。父が亡くなって1年、もうここで止めておくべきか・・・)と思い始めていました。

 

そんなとき、”医療過誤被害者家族”様のブログを見つけました。
同じA医師が関わった被害者家族でした。
3年以上の月日を要しても、まだ解決に至らない訴訟を続けておられるのは、未熟な手術により酷い後遺症を負ったお母様のため。赤穂市民病院の不誠実への怒りなどだと思います。
ブログを読んだ私は、(医療従事者の私がここで諦めたら、誰も病院相手に訴訟なんて起こせない)と気持ちが奮い立ちました。

 

医誠会にとっては、父の案件など差したものではないのかも知れません。
しかし、訴訟しなければ、医誠会が楽になるだけ。
父の案件にしっかり向き合ってもらい、二度と同じことを起こさないようにしてもらいたい。
その思いでいます。

 

 

 医療被害者をもっと優遇して欲しい

 

 

私の父は亡くなりました。

90才でしたのである程度の覚悟はできていました。
だけど、せめて、「息ができない、先生を呼んで欲しい」と頼んだ父に、医師を呼んで欲しかった。断末魔の苦しみだったと思うと、つらくてつらくて仕方ない。
「・・と希望が多い」とカルテ記入した看護師を責め立てたい気持ちに苛まれることは今でもあります。
ですが、亡くなった今は、喪失感や虚しさはあっても、父の介護で大変と言うことはありません。

 

一方、未熟な手術手技で後遺症を残された被害者は”生きること”の苦しみを抱えながら生活することになります。痛みに耐え、不自由な身体に耐え、介護を続ける家族も、介護をされる被害者の方もどれだけツラいか。。。

 

そういう方を優先して訴訟を早く進めることはできないのか?と思うのです。
そして裁判官は、十分な医療、介護を受けられるだけの裁定をして欲しいと思います。

医療過誤、ミス、事故が起きなければ、抱えなくて良かった苦しみなのですから。