”強欲な遺族”と言われた本当現実

 

昨日投稿「週刊現代:医療ミスで死なないための防御策」の記事は、

もし医療ミス、過誤にあった時どう対処するのか

と言うもので、非常にわかりやすくまとめてありました。

興味のある方は一読の価値はあると思います。
実際私もその記事どおり、示談交渉に実質1年、弁護士費用も示談交渉金決裂で消化。

訴訟に対して改めて支払いをしました。

X(Twitter)やYahooで、「おじいちゃんに遺産がないから病院から取るつもりだ」とか「遺族の強欲」などと誹謗中傷を受けましたけど、何も結果が出てない現在は、ただただ出費が続いているだけです。

 

 

 弁護士を探す苦労

 

週刊現代の記事には、弁護士捜しも重要だと書かれていましたが、私もそう思っています。
弁護士など縁がなかったので、まずどうやって探すねん?と言うところからはじまりました。
まずは、
「大阪弁護士会」に電話し、紹介してもらう。
「医療問題研究会」に電話して紹介してもらう。

そこから始めました。
弁護士会からの紹介なら、私のケースに合っている弁護士を紹介してもらえるだろうと期待しましたが、実際は満足度は低かったです。
なんなら、なぜこの弁護士を紹介するんだろうか?と思ったこともありました。
弁護士会のシステムがどうなってるのかわかりませんが、期待薄で、はじめて出会う弁護士と言う観点で紹介はありな気がします。

今の段階の私のお勧めは、無料相談(60分 or 90分)とか、初回は無料の弁護士と会って、話しをするのが良いのではないかと思っています。

 

私は医療従事者なので、最終的な決め手としたのは、ある程度の医学的知識がある弁護士であること。一般的な意見、視点を持っている人。「やれます」「勝てます」を多様しない人・・・と言うところで選ばさせてもらいました。

とは言え、今の代理人弁護士で良かったと言えるのは、私たちの望む結審が出てからになりますが。

 

 

 後悔していること

 

それでも今、後悔していることのひとつに、【証拠保全をしなかった】ことがあります。これから病院相手に示談交渉や医療裁判を考えているなら、手続きが面倒で、(ここまでいる?)と思う選択にはなりますが、カルテ等すべてを証拠保全する方がベターだと思います。

なぜなら、私はカルテ開示をすれば、真実がわかると思っていました。
しかし、医療ミスや過誤を起こす病院は総じてずさんなワケで、カルテ記載もいい加減で、真実が書かれているとは限りません。カルテ開示をしても本当に知りたいことは書かれていないことも多々あります。また、都合が悪いものは隠蔽すると言う悪質な病院も存在します。まず、証拠は押さえる。私はこの方が良いのでは?と思っています。

 

少なくとも父のケースは、訴状送付から半年も経過し、突然、カルテ開示になかった書面を出された経緯があるので、余計に思います。