また医療事故
今回は、患者家族の目の前で起こった事例であるためか、神戸徳洲会病院も、「死期を早めた可能性がある」と遺族に謝罪した様子。
事実は以下
●昇圧剤ポンプ等の警告音が鳴っているすぐに対処しなかったこと
よって、「死期を早めた可能性」ではなく、「対処が遅れたことによる死亡」だと思う。
日本語の言い回しってほんとうに遺族の感情を逆撫でする。
また心ない方々は言うだろう。
90代、心肺停止で救急搬送後、心拍再開の患者と。
そう言うことじゃない。
患者が何歳であろうが、治療目的で入院している患者に、やるべき処置をせずに亡くなった場合、それは医療ミスなど問題行為があったワケで、病院は「事故調査委員会」等を立ち上げ、原因を究明し、改善策を検討し、誠意を持って遺族に対応、謝罪するべきだ。
すると医療従事者は、「スタッフは人員が足りず、手が回らない」、「私たちも疲弊するほど働いている」と反論があると思う。
知っています。わかっています。それも大きな問題です。
だからって、昇圧剤の準備を怠っても良いワケではないし、警告音が鳴っていることにすぐに対処しなくても許されるワケではない。なぜなら、人の命を扱う職業だから。
今回はさすがに徳洲会も、「死期を早めた可能性がある」と遺族に謝罪したとあるが、家族の目の前で起こった事案ゆえ、言い逃れ、隠蔽はできなかったからかもしれない。
これが患者家族がいない病院内で起こったことだったら、どう対処したかは微妙。
記事では、神戸市は同病院に対し、医療法に基づく改善命令を今年1月に出す方針を固めていたが、今回の件で再調査に入り、近く改善命令を出す予定。
とのこと。
神戸市のどこが管轄してるんだろう。
私も大阪市に医療法に基づく改善命令を出すべく、医誠会の調査をして欲しい。