洋裁は、高校生の頃からやっていた。





当時流行った漫画





「ご近所物語」







可愛い。。❣️と、


主人公のミカコちゃんに憧れたわたしは、

(単純すぎる







服飾の学校を選択し、洋裁デビューした。

(行動力だけはあるな








憧れも束の間、






実際やってみると、






洋裁とは、







「死ぬほど地味でめんどくさい」







ものだということにすぐに気づいた昇天




こんなん作ってたらしい。何だこの顔





「こんなことがしたかったわけじゃない」






「わたしは華やかなカッコを楽しみたかっただけなのに。」





若くて猛烈におバカだったわたしは、そう思った笑い泣き






仕方ないから卒業まで







バイトばっかりしながら








学校は何となくやりすごしていたのだけど、



 






それでも何となく、服の作り方は覚えた。

(授業ってすごい目








「こんなことなんの役にも立たないだろうな。」






「無駄な経験だったな。」









と思っていたけれど。







服作りの技術は、







保育士になってから、役立ちはじめた。








「好きなエプロンがない。」






これは私にとって大問題だった。






ただてさえ保育園勤務って毎日疲れるのに、







オシャレもできないなんて







一体なにを楽しみにしたらいいんだ?







労働は地獄だと思ったし、






ちょっとは天国にしたかった。






「エプロンが必要だ。」







探してもなかなか可愛いものはなかった。








洋裁道具なら、手元にあるし、









面倒だけど、作っちゃうかな。





これとか作ったやつだわ。









それが、はじまり。








今、40歳をすぎて大いに役立ったなと思う。





人生全般に対して根気がついたので、





腰をすえて作れるようになったからだ。





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おばあちゃんへ。






あの時、洋裁のお金を出してくれてありがとう。






結局、無駄にはならなかった。







学んだ技術は、わたしを助け、







人生を彩ってくれました。







保育士資格も、洋裁も、







かけてくれた分が、







全部糧になった。



 




これらがどう変化していくのか、わからないけれど、







私にかけてくれて、ありがとう。






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人生を長いスパンで見ると、







必ず繋がるものだから、






無駄なんてないんだよなぁ。






って、つくづく思う。