「ちょっと待って!」
って、もしかしたら私が娘に対して使う言葉の中で、
一番頻度が多いかもしれません
かまってチャンな娘は、基本的にいつでもどこでも
ママ~(きて~)ママ~(みて~)状態
おとなしいのはテレビを見てるときぐらい
そんな感じなので、ちょっと今そのタイミングじゃないの~
ってときは、ついつい言ってしまう「ちょっと待って!」
ホント、娘が生まれてから、一番言ってるフレーズかもしれないなぁ。。
で、そんな母にいつも待たされている娘は・・・
最近、その「ちょっと」が自分にとって
全然「ちょっと」じゃないことに気づいたらしく
私が「ちょっと待ってねー!」って言うと、すっごい怒ります
びえぇーんと泣くときもあれば、
「どぉーーん!!」と言って怒りをあらわにすることも
・・・どぉーんって何だろ??
ちょっと前までは、一度機嫌を損ねても
次の瞬間にはケロっと忘れていたりしたけど。
最近は結構しつこくなってきてて
怒りの持続時間が確実に長くなってきました
まぁ、確かに大人が言う「ちょっと待って」って、
子供からしてみたら「いつまで待てばいいの」って感じだよね。
しかも毎回毎回かかる時間が違うという
なので最近は、意識して「ちょっと待って」を言わないようにしています
とはいえ、いつでもどこでも娘の要求に即応えられるわけでは
もちろんないので・・・
代わりに、10数えるようにしています
毎日お風呂から上がるときに10数えていたおかげか、
娘は1~10まで、何となく言えるようになったので
それを利用(?)してみました
例えば料理中に、娘が絵本を読んで欲しいと言ってきたら、
「じゃあ10数えたら、そのあと読んであげるね!いくよ~!
いーち、にー、さーん・・・」と、強引にカウントを始めます
そうすると娘も一緒になって「にー、しゃーん・・・」って
カウントしてくれるんです
すごいなぁと思うのは、ちゃんと数え終わるまで
おとなしく待っているんですよね。
1歳児が「待つ」という行動が出来るとは思ってなかったので、
へぇ~やり方によってはちゃんと出来るんだ~と、ちょっと感動
でも何で待っていられるかっていうと、
やっぱり10まで数え終わると絵本を読んでもらえる
っていうのが分かっているから、だろうなぁ~。
気をつけているのは、数え終わったら
どんなに忙しくても絶対に娘の要求に応えてあげること
じゃないと娘に言ったことが嘘になっちゃうし、
一度でもなぁなぁでごまかしてしまったら、娘からの信用がガタ落ちになって
もうこの手は使えなくなってしまうような気がするので・・・。
カウントしてる間はすっごいワクワク顔で待ってるし、
最後にものすっごい笑顔で「じゅう」って言うのが可愛くてーー
なので洗い物をしていようが掃除機かけてようが、
10カウント終わったら、一度手を止めて
娘につきあってあげるようにしています
まぁ、場合によっては
ものすごーーーーく長い10カウントだったりもするけども
娘のして欲しいタイミングとはちょっとズレちゃうけど、
こちらも100%要求に応えられるわけじゃないので、
お互いの妥協点を探した結果・・・って感じかな
この方法を実践するようになってから、
私が家事をやってる間の娘のグズリは激減しました
「ちょっと待ってー!」って言って、
娘が怒ってるのを背中で聞きながらキリのいいとこまで家事をやって、
「お待たせー!」って娘のところへ行くと、娘は私にベッタリで
何が何でもママを台所へは行かせないという気迫すら感じることも・・・。
だったのですが、10カウント作戦をやってみると
ちょっと構ってあげるだけで満たされるらしく、
意外とあっさり一人遊びに戻っていくんです
具体的に言うと、それまで5回は絵本を読まされていたのが
1回に減ったとか、その程度なんですけども・・・
でもこの4回の差は、家事に忙しい時間なんかは特に大きいです!
今の娘にどれくらい時間の感覚があるのかは分からないけど、
私たち大人が感じる5分と、娘が感じる5分って
きっと全然違うんだなーって思います。
そもそもまだ1年ちょっとしか生きてないんだもんね。
相対的に見たら、5分って絶対長いよね。
って、偉そうなことをダラダラと書いている割に、
ついつい「ちょっと待って!」が口をついて出てしまったりもするんですが
もう口癖みたいになってるので、かなり意識してないと難しいー
そんなこんなで、私と娘が、お互いに(←ここが重要)
気持ち良く過ごせるように日々試行錯誤で頑張ってマス