ユキトキ発売日前日
あっという間に5thシングル「ユキトキ」の発売前日となりました。
店着日なので、数時間後にはフライングゲットされている方もいらっしゃるかもしれないんですねー
作品のリリース前後は毎回ですが本当にざわざわドキドキです。
ラジオやインタビューなどではたくさんユキトキについてお話して来ましたが、こちらにはあまり書いていないなあと思いまして、どんな作品かを改めてご紹介させてください。
1曲目「ユキトキ」
TVアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」OPテーマとなっております。
作曲は北川勝利さん。
「雪解け」をテーマに詞を書いておりまして、歌詞中にも「とける」というワードがいくつか出てきます。
一人でなんでも出来てしまう故に、誰も頼れず孤独になってしまった人が、自分以外との人間と出会うことによって変化が起きていく様子を描いています。
孤独で凝り固まっていた心がゆっくりと解れていく様子は、あたたかい陽で解ける雪解けのようなイメージだったのです。
ではなぜ「雪解け」というタイトルでなく「ユキトキ」にしたのかと言いますと、雪解け、というと自分の意思とは関係なく、勝手に解けていってしまう印象だったので、自分で解いていくんだという気持ちを込めて「ユキトキ」としました。
時間の経過の「時(トキ)」、そして俺ガイルのヒロイン雪乃さんの「雪」にもかかっております。
2曲目「音のない夢」
同じく北川勝利さん作曲のしっとりした楽曲です。
ユキトキの制作をしている時「こういう曲もあるよ」とサンプルで頂いたのがこの曲でした。
私が一聴き惚れしてしまい、ぜひこの曲も歌わせてくださいとお願いしました。
そのとき「サイレンス」という仮タイトルがついていて、その言葉から想像をふくらませて詞を書いていきました。
自分の大事なものを1つなくしたとして、その後の自分には何が残っているのだろう、と自問を続けています。
他の人がそんな自分を置いてどんどん先へいってしまうことの焦燥感、そしてこれから何をすべきかを探す歌です。
3曲目「Surréalisme」
きくおさん作曲の、冷たいような温かいような、童話を読み進めるような楽曲になっています。
はじめは怪しげに、そして早口なメロディが飛び交うのですが、サビになるとジャズの要素が混じり、そしてピアノも跳ね出します。
そんな不思議な楽曲にのせた詞は、シュルレアリスム(超現実主義)をテーマにしています。
人の潜在意識を引き出し、現実を超えて「ある」ものにする。
夢で見た景色でさえ本物にする。そんな想いで書きました。
シングルの中で一番感情の起伏が激しい歌声となっています。
いち早くゲットできた方はこんな曲なんだーと、この文章で思っていただきつつ。。3曲ともそれぞれ違った個性がありますので、ぜひ繰り返したくさん聴いていただけたら嬉しいです。
そして発売日以降にゲットしてくださる方も、ほうほうそんな曲が!という感じで楽しみにして頂ければとおもいます