2013年の1月に、「不登校をつなぐ冊子をつくりたい」と思い、その年の3月に初めて公表して、創刊号ができたのが5月。
そこから、あっという間で、今号で第6号を迎える。
「ゆきどけ」はほんとうに、全国の「不登校」というキーワードで結ばれたたくさんの方々とのご縁を築き、「ゆきどけ」を始める前には思いもしなかったような出会いをいくつも、いくつもいただいた。
そのことはほんとうに、ありがたく幸せなご縁だったと思う。
小さくとも、「ゆきどけ」とは、無から有を生み出せたものだと断言できるし、一度でも「ゆきどけ」に関わってくれた方には感謝を芯から伝えたいと思う。
そして同時に思う、もう、「不登校」にまつわる捉えかた、関わりかたは、変わっていってもいい頃ではないか、と。
2014年の秋くらいからわたしは思っていて、でも…と逡巡する時期が続き、年明けのあと、決めた。
「ゆきどけ」は2周年を迎える今年の5月に第7号を発行し、その後、これまでのような形態での発行は休止する。
そして、年1回、5月に誌面同窓会のようなかたちで年報としてのみ発行する。
そうしたいと思う。
わたしは元来、続けることの方が得意なたちで、何かをやめるより継続することの方が好きだ。
何かを始めたなら、できうる限り継続すべきではないかとも考えた。
けれどだからこそ、「ゆきどけ」にひとつの方向転換を決めたいとも思う。
「ゆきどけ」がご縁でかたちをなした大切な媒体であることはこれからも変わらない。
次にもう少し掘り下げて書いてゆくので、お読みいただけたら幸いです。