H)「どしたん⁉︎その手」
H)「誰か殴ってきたみたい」
凪)「ん?これですか?昨日だっけ…ベッドメイクしてたら擦りむいて滲みるって言ったじゃないですか、それですよ」
壁にくっつけてあるベッドにシーツ敷いてたらバランス崩してな。そのまま倒れたら敷いたばかりのシーツにシワが寄るので、咄嗟に壁に手をついたんですよ。でもちょっと遠慮があったみたいで中途半端に殴るみたいになってな…壁紙がざらざら凹凸があるデザインだったみたいで擦れた…。私の皮膚が弱いのか、壁紙が凶悪なのか…手のひら側だったら皮膚に厚みがあるからあるいは無事だったのかもしれないけど。
H)「痛そうなんだけど」
凪)「カサブタできて痛くなくなった方ですよ。水仕事してたせいか、なかなか傷が塞がらなかったみたいで…絆創膏貼っとこうかとも思ったんだけど、ちょうど関節なのでうまく貼れないし」
凪)「顔面に拳を叩き込んで前歯二本折ってやったと(やってません)」
ひとをなんだと思っているのか。こんなむにっとした手で、しかも非力な自覚あるのにやるわけないじゃないですか。力あったらやってみたい気もするけど、この年で拳で解決するのは社会的にどうかと思うし。
