札束はただの紙切れだが、皆が価値があると信じているから価値がある。美貌も皮一枚のうわべだが、皆が美しいと信じているから美しいのと同じで。でも後者の価値観の方が曖昧。



貨幣経済で、お金で買えるものってのは、普通は流通しているものだから、お金さえあれば誰でも買える。

お金があるってことは、買う権利があるってことだ。選択の幅がひろいってことだ。そういう幸せ。



そこで、世の中はお金が全てではないというと、世の中にはお金じゃない何か素晴らしいものがあって、自分じゃない誰かはそれを持っているんじゃないか…ということになる。その何かには希少価値があって、自分には手に入れられないという不公平感がある。金額のつけられないものの値打ちなんてあってないようなものだけど。



まあ。私はなにしろとにかく貧乏しているので、金で買えるものにしかあまり興味はないのだが。