私のせいで
母や祖母は自由になれないんだと思っていた
別に私が悪いわけではない
ただ私の存在が罪だ
これは誰かに与えられた何かの罰なのだ
主に私と、母に与えられる罰だ
私の役目のようなものだ
そういう運命なだけだ
自分のことを疫病神のように思っていた
私は可哀想だ
父親がいないから自分が可哀想だと思ったことはない
ただ父親が自分だけ自由になったこと
私を置いて自由になったこと
それだけは許せなかったけど
私がいなくても他の人は生きていけるけど
私は一人では生きていけない
早く
一刻も早く一人で生きていけるようにならなければ
生きていけない
生きていてはいけない
だから謝りながら生きていく羽目になるのだ
私がいても誰も幸せにはならない
もちろんきっとそんなことは間違っていて
私だって幸せになることもできるかもしれなくて
母だって祖母だっていい大人だったんだから勝手に幸せになれるのかもしれなくて
私だって誰かを幸せにすることもできるかもしれなくて
今でなくても
いつかは
しつこく泣けば
きっと誰か他の人も慰めてくれるかもしれなくて
そうすれば悲劇のヒロインにもなれるけれど
悲劇のヒロインぶるほど外見だけでなく心も清らかではなかった
本当は全て両親が悪いんだと思っていたし
いちいち私に嘆いて見せるのは自分を正当化して私に責任転嫁をしているだけだと思っていたし
そういうのは幼稚で弱くて醜いと思ってた
本当はずっと心の底から馬鹿にしていたから
私は絶対にああはならない
どんな手段を用いても