人のように
いつか夢を見たこともあったと思う
でもそれはまるで前世のように遠い


ちっぽけな希望でもすがるしかなくて
すがった途端に絶望に落とされる
人生の浮き沈みは
私に何も残してくれない


それでも
夢破れても
夢を見なくても
誰からも必要とされなくても
誰も必要としなくても
どんなにつまらなくてくだらない人生でも

身体という牢獄の中で

生きていくしかない

死んでないだけだとしても



瞬きの間に世界は変わる

何を言っても無駄で何をしても無意味で
人並みに生きられればこんな日々があと50年続くのだとしたら

私はただ生まれただけだというのに
何の罰を受けているのだろう

人殺しが出所する方がはるかに早い