最低限の期待しかされなかったのはありがたいことだ。

レールが敷かれた人生も大変そうで。

御大層なレールなんかなくても人生は死へ片道一直線でも。



仕方ないなぁ。できたもんは。仕方ないなぁ。見殺しにはできないし。仕方ないなぁ。片親なんだから誰か親代わりにならなきゃいけんだろう。仕方ないなぁ。貧乏なんだから。

自分の生まれにはわりとそういう情が付きまとった。世間一般の愛情とは異なるかもしれないけど、ちゃんと情があった、と思う。それほど憎まれてもいないだろうし。それと最低限度の生きる権利は保証されてたらしい。何が最低か分からないけど。おかげで生きてこれた。

そういうものから年月を経ても、今度は自分で、仕方ないなって、自分を甘やかしているけど。


何もかもが無意味だ。人の役に立つでもないし。思い通りにならない…どころか、思うところが何もない…そんな人生でも、ちょっとした楽しみぐらいあってもいいでしょう。そのことに何のメリットもないくらいはべつにいいんだ。損さえ出さなければ。

とはいえ、私は、趣味を仕事にしたり、仕事を趣味にしたりしなくて良かったと思う。改めて。

そういうのは逃げ道がないから。どう頑張っても無理なことは無理ではあるし、第一、続かない。あまりにも無意味なことというのもしたくないが、別にやりたくはないが出来なくもないっていうちょっと退屈なくらいがいいかもと思ったりしている。

生活がかかっているから。

いつも生活を意識して金勘定に情熱燃やしたり、がつがつするわけじゃないけど。


世間を知った方がいいとか、出来ないことでも逃げずにやってみて成功体験積んだ方がいいとか言われるが、それが(国内)旅行行ったり海外に行ったりすることかはよく分からない。

まあ、何かやって大成功でヒャッハーみたいなのはほぼない。何を大成功というかによるかもしれないけど。

そういうのは非日常だと思うし、言うなればイベントだと思うし。知らないことが多いが何が身に付くのかはよく分からない。身に付いてないから分からないのか。知らなければ困るが、困ることには首を突っ込みたくはないほうだ