中学校の部活は強制参加でした。私は、前の学校でもバレーをやったので、と、バレー部に入部しました。

文化部は茶道部、華道部だけでしたが、運動部と掛け持ちでなければならないとのことでした。お茶やお花には最初から興味がありませんでしたが。


体育館は真ん中からネットで区切って、バレー部と卓球部で使っていました。更衣室も、ほぼ真ん中で別れて卓球部とバレー部が使っていました。

さて、バレー部員は、全員がM小学校出身でした。私以外は。彼女達は家が近いので全員徒歩か自転車通学でした。

私はバスで通学していました。バスは一、二時間置きくらいしかありません。私はバスのために、一人先に練習を切り上げて帰り、一人、土曜日や日曜日には遅刻して行きました。

そしていくらか経ったあるとき、球拾いをしていると
「いつまでお客さんのつもりだ!!」と怒られたのです。

それからは、やる気があるように見せるために、やけくそで大声を張り上げながら、積極的に、レギュラーの顔面を狙うことにしました。ネット付近に落とすのは、やめて体重をのせて飛ばします。的はラインギリギリ、空気抵抗で落ちるとすれば、後衛の顔面ですwwwまあ練習になるんだからいいじゃないですか。



一方、卓球部員は全員がK小学校出身でした、多分。私の友人のMさん以外は。正確に把握しているわけではありませんが。卓球は相手がいなければ出来ません。

ある時、彼女は退部したいと言い始めました。雰囲気に耐えられないというのです。それが関係してかどうかは分かりませんが、彼女は気を失って夜中に病院に担ぎ込まれたこともあると言いました。

でも退部が許されるとしてもどこかに入らなければなりません。彼女は、陸上部に入ると言いました。あまりそういうイメージではないので、心配しましたが、好きな人がいるということもあったり、だんだんタイムが縮まったり、卓球部よりは充実していたようです。


何故卓球部にK小出身者が多いのか聞いたところ、小学校にクラブがあって卓球が盛んだとかなんだとか。本当にそれだけでしょうか。私には、分かりませんでした。


あとで知ったのですが、わざわざバスの窓を開けて、道を歩く私に向かってガムを吐いてきたのは、私と同じ集落に住む一学年下の男でした。ウチのことを縦穴式住居だのと言ってきたのですが馬鹿らしいので無視していたのです。なるほど、我が家を知ってるのだから近所でなければおかしい。田舎者が物珍しさにわざわざ見物に来た、正しくその通りでしょう。私も田舎者ではありますが、そこまで下卑てない。

お里が知れるとはこの事ではないんですか。

本気で村おこしなんかやってる人には申し訳ないがこんな村は消えればいい。バカしか住んでないのだから栄えない方がいい。残念ですが、その方が世のためでは人のためでしょう。

一応教師にもチクっておきましたが、謝りたいと言ってるらしいので、うわべの謝罪なら無意味だし、顔も見たくないので謝ってもらわなくていい、その代わり二度とそんな真似はするなと伝えて欲しいと言っておきました。本当は、消えろと、言われたことそっくり返すべきだったかもしれません。理解できるとは思えないので。

そいつもすでに人の親になっていても不思議ではない年です。

普通の大人になって、常識や道徳なんか利口げに語っているだろうかと思うと腸が煮えくり返る思いです。

報いを受けるべきは彼らではないのか。何故、私が人や母の故郷を恨んで生きていかなくてはならないのか