久しぶりの更新・イタリアでのスリの事 | pezzo dell'iride にじのかけら

久しぶりの更新・イタリアでのスリの事

このブログはわりと実生活の私とイコールなので、なんとなく書けないことがあったりして・・・。
あちこちに別のブログを作ってみたもののそれを管理できるようなまめさも無く(苦笑)。
こちらで落ち着いて書いてみようかなと思っています。(・・・が続かないかも)

雪はそれほど降らずに終わりましたね。電車もちょっと遅れたくらい。

先週の今頃(現地の17時頃)、スリに遭ってパニックになってました。
イタリア滞在を終えて、パリへ向かうために移動していたのにパスポートがなくなって、イタリアを出ることができなくなりました。
久々に取り返しのつかない事態を体験して目の前がチラチラ(星が飛ぶような・笑)しましたよ。

それまで、私より隙がある同僚の様子をダメ出ししたりしていたのに、私が被害に遭ってしまい情けない限り。

更に情けないことに、おそらく注意を喚起していた思われるおばさんの言葉がちゃんと聞き取れませんでした。「その女の子が・・・」女の子がどうしたの?よくわからなかった。せっかくイタリア語をちょっと勉強していたのに・・・。
目の前に10代の女の子がいたんです。地下鉄が混んでいたからすぐ前に。その子の風貌とスリが結びつかず別のことを考えてしまったりして。そうこうしているうちに自分のショルダーバッグの閉めたはずのファスナーが開いていることに気が付きました。手を入れてみるとポーチがないような・・・!バッグの中をごそごそするとポーチにストラップの鎖に触れたようだったので、「あ、勘違い?」と思ったのですが・・・。駅で降りた後やはり無くなっていました。鎖もない。
あの時鎖をひっぱり出してみたらポーチにつながっていたはずと思うとそれをしなかったことに後悔。でも、開いたファスナーの部分に鎖がひっぱり出されているような形跡は無かったような・・・。手品みたい。

後々インターネットで「スリ」を検索してみると、ローマでもパリでも中高生のようなスリグループが存在することがわかりました。そのあと電車でそのくらいの年頃の女子はスリなんだと思うと結構いました。
そんなに貧しそうな格好ではないです。あの子たちどういう背景なんだろう。貧しさからではなく、ただの不良娘たちなの?
それが気になってしまっています。

今これを書いていてだいぶ落ち着いてきた自分がいます。
今週はふと思い出してはため息とか、後悔の呻きとか出ていたので。
早く悪い記憶が後ろへ行って楽しい記憶が前に押し出されてきますように♪