縁台将棋 | naggy(なぎぃ)の木

縁台将棋

今住んでいる町は、生まれ育った所ではないのですが、
暮らしやすくて、とても気に入っています。

決まった道を急ぎ足で歩いていた頃には気付かなかった
「いぃな」を見付けることもしばしば。

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お花好きな方が多く住んでおられるようで、
散歩コースをちょっと変える度に、新たな発見と出会い。

「マスター、いつものアレね。」
などと、注文できるようになりたいと思う、
ふらりと歩いて見付けたお店。
きっとこれからは、行きつけになるような予感。

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そして、何より「いぃな」と思っているのは、
”近所付き合い”の名残りを感じること。

同じ種類の同じ色のお花を育てておられる一角。
種から育ててご近所さんにお裾分けされたのかな…と、勝手な想像。

お隣のワンちゃんの名前を知っていたり、子供の自転車の練習を見守ったり、
夕涼みにでてきて世間話をしたり…懐かしくもほほ笑ましい光景。

今日は、ご近所のおじいさんと庭先で将棋をしている
小さな子の姿がありました。

『縁台将棋』…こういう光景は、お芝居や落語の中にしか
もうないのかと思っていたのに。

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用事を済ませ、汗をかきながら歩いて帰る道すがらでしたが、
胸の内に一陣の涼風。
とてもすがすがしい気持ちになりました。