口上挨拶 大五郎座長





小月きよみ誕生日公演

本来は先月の28日が誕生日でしたが

本日篠原で誕生日公演を致します。








✎新派 花柳十種より「佃の渡し佃の渡し」

小月きよみさんが

佃島生まれの佃島育ち

赤坂で待合をやってるおきよと

奔放な妹のお咲の二役を演じました。



島一番の佃煮問屋 

佃吉の跡取り息子栄之助に大五郎座長


二人は恋人同士でしたが

栄之助が、家柄相応の花嫁を迎えた日お咲は佃を飛び出してしまった。

酌婦に身を落としたお咲は栄之助と再会

栄之助はお咲と暮らしはじめるが

無職で賭け事に手を染め
多額の信託金の使い込みの疑いでお咲きが捕まり
留置所から出てきたのでした。

二人は一緒に暮らし始めるが
地廻りの辰市( 鶴太郎)に夫婦仲良く暮らしているから二度と近づくなと脅され大川へ突き落とす。

一目会って諦めようとと住吉神社境内で待っていたところ保田政の連中に見つかり殴られ蹴られたお咲きを優しく抱き起こしたのは栄之助だった。
 
昔を懐かしがる栄之助を見て未練が・・・

物思いに沈んで歩くお咲きの目に
おでん屋の仙吉(林佑樹)の屋台の明かり
舞台ではおばさんでした。

話を聞いてくれるおばさんに
警察に捕まったのは栄之助の身代わりだったのだと打ち明ける。

そしてもう一度一緒に住もうと言ってくれる栄之助の言葉を胸に佃を去る決心をする
雪が降り始めた

おでん屋の仙吉か出前に出て
留守を預かってるお咲

栄之助の妻喜美江は身ごもっていた
お風呂に向かう君枝の後を
包丁を握りしめたお咲きが後を追う

スリリングな最後でした。




報われない思いが悲しすぎますね。
この後お咲きはどうなるのでしょう?
 
劇団の皆様で作り上げたお芝居
心に残ります。



お芝居のあとのグッズ販売


子役の蓮斗ちゃんと華依ちゃん


可愛くて女の子と思ってた(笑)


長谷川樹莉亜君14歳です。





せいや君にスポットが当たったのかな(笑)



こちらはグッズ販売の後サインをしている三代目です。



今日は買いたいものが売っていませんでした。




お芝居の栄之助さんは

お咲に甘えてたのですね。

このような役も味わいが有って良かったです。




✎下手な解説書いてみました。


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