ドラムという楽器は、譜面がなくてもある程度叩けます。

 

その曲の主なリズムパターンさえなんとなくできれば、

 

楽譜を見なくても感覚で叩けます。

 

音符とか、コードとか分からなくてもできちゃう、

 

そういう手軽さがありますね。

 

 

今の時代、自分が叩きたいと思っている曲をYoutubeなどで検索すれば、

 

その曲のドラムを叩いてくれてる動画が出てきます。

 

その動画を見ながら、叩いてみる。。。

 

これが、結構できてしまうんで、気持ちが良いんですよね=

 

 

 

実は、こんな話を時々レッスン中にするんですが、

 

車である目的地に行く時に、

 

今はナビがあります。

 

スマホでもルートを出してくれるんで、

 

すごく便利ですよね。

 

 

私もナビはよく使うんですが、

 

20年以上前はナビがなかったんで、

 

知らない場所に行く時は、

 

必死で本の地図をみて、ここでこう曲がって、こう曲がって・・・・

 

と、覚えたわけです!

 

で、ポイントになる場所の交差点の名前はちゃんとメモしたりして。

 

 

だから運転中は、どの建物で、どこの交差点で曲がるかなど、

 

ちゃんと目視で確認しながら運転するんで、だいたい1回行けば、

 

2回目は調べなくてもいけるわけです。

 

ちゃんと道が頭に残ってるんですね

 

 

だけど今の時代、ナビを使うんで、

 

ナビの指示だけで動いてると、

 

1回目も、2回目も、へたしたら3回目もナビを使わないと行けないくらい

 

道が頭に入ってこないんです(でもまあ、ここは人によりけりだと思いますが)

 

 

何が言いたいかと言いますと、

 

結局、今の時代、動画を見ながらドラムを叩くことができちゃうんです。

 

それも、みなさんご丁寧にバスドラ用のカメラまで置いちゃってくれてるんで。

 

でも、それを見ながら叩いてたら、

 

全然頭に入ってこない可能性があります。

 

とくに、その動画がなくなったら、

 

自分が一体どこを叩いてるのか、

 

わからなくなっちゃうことも多々あります。

 

 

 

なので、私が生徒さんに時々言うのは、

 

自分がいったい今どこを運転してるのか、

 

地図全体を把握しておきましょってことなんですね。

 

周りの景色が見れた方が、

 

もっと楽しいと思います。

 

周りの景色見れなくても、

 

運転してるだけで楽しいかもしれないけど、

 

周りの景色をみて、

 

いろんなものを目で確認して、

 

曲がる時にはウインカーだしてね。

 

 

なんでここでシンバル入れるの?

 

とか、なんでここでフィルインなの?

 

なんでここでリズムが変わるの?

 

どうして今までと違う位置にバスドラが入ってるの?

 

 

まあ、たしかに、ドラマー達も、なんとな〜く入れてるシンバルとか

 

なんとな〜く気分で別の叩き方したりとか、全然ありますよ。

 

だけどきっと、なんとなくであっても、おそらくそこにシンバルを入れたら

 

音楽がもっと色づくことを知ってるから入れたくて入れてるんだと思います。

 

そういうのがわかってくると、

 

今後もっとドラムが楽しくなります。

 

 

 

ではまた