音楽を学んでいくと、気になることがありますね

 

例えば1拍3連

 

1拍をのうちに、3打するのですが、1打と2打との間隔

 

2打目と3打目の間隔、

 

また3打目から再び1打目に行く時の間隔を同じにして叩きます。

 

要するに、1拍を3分割します。

 

 

 

2拍3連は、2拍を3分割します

 

 

 

しかし、1を3で割ったら絶対に余りが出るのに、

 

どうしてそれが成り立つのか?

 

 

 

 

ドラムの生徒さんが基礎の練習をする時に降りかかる最初の難関

 

2拍3連

 

どうしたら2拍3連をゲットできるか考えていたところ、

 

そもそも、割り切れないのにどうして3連が成り立つのか?と思い始めました

 

 

 

 

私自身はいままで、この事について深く考えた事はなかったんですが、

 

そんなことをボーと考えながら、

 

夫に、「なんでかな?」

 

と、質問すると。

 

 

夫はあっさり、

 

大事なのは「ノリ」だと答えました。

 

つまりはグルーブとか、そういう世界。

 

 

私は数学が全くだめで、かつて高校の数学の実力テストで0点をとったことがあります。

 

根っから数字はあまり得意ではなく

 

ドラムの世界に入って、ドラムのリズムが意外と数学的なところがあり、

 

リズムを理解するため、自分で白い紙に図を書いてみたり、

 

数字を書いてみたりしたものです

 

 

 

でも、今朝、「どうして3連は成り立つのか?」

 

という問いに対し、

 

夫があっさり「ノリ」だ

 

と、答えたことは、かなり私にしっくりきました。

 

ま、もともと数学的な人間ではないんで、

 

当然、「ノリ」で片付ける方が私としては楽であることは間違い無いのですが、

 

 

そして夫が言ったもう一つのこと

 

「だいたいこんな感じ」が良いのだと

 

言ってしまえば、

 

音楽は演奏して楽しみ

 

聴いて楽しむもの

 

バンドのみんなで3連を弾いてて

 

メンバーの息がだいたいピッタリで

 

なお、そこにグルーブがあり、

 

お互い顔合わせて、思わずニコッとしてしまうような瞬間が楽しいのであって、

 

割切れない数のことなんか、誰も気にしてないのです。

 

 

いや、むしろ、

 

その不完全さが逆に私たちを楽しませてくれてるのかもしれません。

 

割切れないからこそ、

 

バンドメンバー同士の探り合いがあり、

 

コミュニケーションがあるんです

 

割切れない余ったやつ、

 

どこに、どう持ってく?

 

みたいな会話を、

 

音楽を一緒に演奏する中で見つけるんです。

 

それが、楽しいのであり、

 

時々息がピッタリきた瞬間、

 

思わず心の中で

 

イェーイ!

 

と声を漏らすんです。

 

 

 

とまあ、なんだかよくわからん記事になりましたが、

 

とりあえず、

 

みなさん、今日も1日お疲れ様です