講談社から出ている訳書です
僕でもかけらーね
内容は 90年代中間ぐらいからの
いわゆる 高級ブランドを買収する巨大企業に対する非難がメイン
皆様知ってのとおり リシュモン(旧ヴァンドーム) LVMH(ルイヴィトンモエヘネシー)
PPR(要するにグッチの親会社) 規模は小さいですがプラダ
等が競って 高級ブランドを買収しました
それに対抗し
アルマーニは スーツ製作会社など 製造部門を自社で買収
エルメスは 小規模工房の買収
シャネルも小規模工房の購入
を行いました (とはいえ 各社とも巨大ブランドですけどね)
90年代 以降の高級品は 高級品(高品質品)商売ではなく
ブランド品商売 になった訳です
よくライセンス商法 を非難する服飾批評家いますが
( ビルブラスは 棺桶 カルダンは 便器にまでライセンスを売りました)
手前のとこで 中国生産してそれ売るのは 非難しないのかね?
中国製でもいいものはいいですよ (シャンハイタンなど)
でもね 安く上げる 為の中国製多いですから
キャンバスの鞄ってあるじゃないか
縁取り 革の
あれって利益率凄く高いんだよ
あれ 売り出すのは 堕落の証拠だよ
と教えてくれたのは万双の武井さんですが
その直後に 万双で キャンバスの鞄でました
ハハハ でも フルレザーがメインだしね
良いんだよ
とか言いつつ
今のコーチのような
昔と全く違った存在でも
そのストーリーで 幸せになっている
人がいるならば賢しらに否定するのもなんだかなあ
と思うようになりました
(この本ではかなり頁割いて 否定しています)
難しいね