パイオニアのpe-16フルレンジユニットです。

薄くなっているガスケットを修復しました。

先ずは左右の音圧を確認します。

クロスエッジでしょうか、表面処理の無い布そのものな感じです。

製造から半世紀近く経っているはずですが固く成ったりしていません。

此の正体がきになりますねー。

フカフカ、もちろん破けたりもないです。

此れを痛めない様に慎重に古いガスケットを剥していきます。

厚紙を寸法に切って木工ボンドで張り合わせて

最後はアイロンで熱圧縮すると綺麗にぴったり引っ付きます。

一旦硬化したボンドが熱で戻るのでしょうね。

箱の丸穴が微妙に合わないのでホームセンターでブラケットに使えそうな金具

を買うて来ました、一個28円です。

一個だけ穴の方向が違いますねー、店の棚から取るときに混ざった様です。

フロントバッフルの裏側からspユニットを付けるのですが

丸穴のセンター合わせが意外と難しいです。

何回も裏表から微調してようやっと形にしました。

完成でございます。

後面開放の特徴かも知れませんが

音の余韻がとても綺麗です。

力強く鳴っております、🙌バンザーイ、バンザーイ。

 

PE-16:¥2,530(1974年頃) ¥2,900(1978年頃)

放送局のモニター用規格(BTS)に準じて設計された16cmコーン型フルレンジスピーカー。だそうです。

今でも気持ちよく聞ける音色です。

多分私が作った真空管アンプも凄いのだと思います。

オイ!!

ではまたね!バイバイ。