12bh7aパラプッシュプルです。

回路が公開されいたので此れでしたら自分にも作れるのではと取り掛かりました。12bh7aはこの日の為に測定をお願いしていた物です。

今まではほぼ配線図付きの回路でしたが今回は実体配線図から作りました。左右対称の配置も初めてです。

穴加工、下塗り後部品が揃うまで暫く放置していました。1.6ミリ鋼板、サイズは250×180ミリ、懐は40ミリ程です。

当初此のベージュの予定でしたが仕上げの段階で塗装に失敗、塗料が無くなり手持ちのあずき色になりました。側板をホームセンターで購入、加工。

仮組してビス穴も確認します。

段ボール箱を使って塗装します。

ここまでの作業は其れほど嫌いでは有りませんが此の後の配線、ハンダ付けが待っています、トホホ。

という事で一週間ほど待て!

今回は平ラグです。天板に部品が乗ってしまえば中身は何とか成ると考えていた事を反省、平ラグ移動。

左右対称の配置の良い所、間違いに気づきよい。悪い所、其れに気づかないまま左右とも倒れ。という事で早くも失敗、部品の足が短くなりアリが這った様な配置になりました。余った出力トランスのリード線はケースに押し込みました。小さいシャシにそぐわないボリュームは頂き物です。

10ミリの側板は取り付け穴を少しだけ内らに寄せています。

不得意なハンダは付ける度にピンセットでひっぱたり其の状態も虫眼鏡で確認、怪しい所は吸い取り器でやり直しました。

二晩じっくり確認して家にあるテスター総動員で各要所に繋いで電源ON!煙なし、先ずは一安心。

個体差でしょうか一カ所12AT7のプレート電圧140Vが≒20V低いです、左右入れ替えると其の症状も移行ました。他の電圧は回路図に収まっていて出力電圧も揃っています。翌日なって聴いて見ました。

出力は入力0.8vに対して≒6v (1KHz 8Ω)

4.5Wと小出力ですが残留ノイズはR/0.3mV・L/0.2mVセメント抵抗とコンデンサだけのフィルター回路ですが上手く収まりました、設計者さんに感謝です。

ミニチア菅の頑張り感が有る清々しい音です。プラセボ全開で八神純子を聴いていますが結構透き通っております。

此方もしっとりした声の感じが良かったです。

完全自作と言えないまでも此れで6台目。

ヤフオク経由で大陸に渡ったのが1台、知人が持って行って其のままが一台。

ビルダーの方が次々とアンプを作る事を不思議に思った事が有りましたが今はそうでも無いです。

おまけ画像。構想中、収まるかな?

ノイズテスト

仮組

真空管ソケットに干渉しそうなトグルSW穴は物が来てから。

パイロットランプは砲弾型3ミリ橙色。