今週は、塩崎恭久新厚生労働大臣に初めて国会で質問をしました。

 塩崎大臣とは、大臣就任前まで、予算委員会の与野党の筆頭理事として、予算委員会の運営の仕方などを協議・交渉しておりました。
 GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は皆様の年金積立金を預かる組織です。
 年金積立金は厚生年金・国民年金の保険料を積み立てて、いま130兆円積みあがっています。いろいろな閣僚の言動で、このお金が、株価の維持するために政府が使うのではないかと、見られております。
 これは非常にゆゆしき問題で、実際に株価維持に使われるかどうかは別として、株価維持に使われるとの疑念の目で見られることは、日本の証券市場が八百長ではないかという疑いにつながりかねないと思っております。
 私は、塩崎厚労大臣に対し、このような事態が続くと、長期的には、優良な投資家が日本の市場から逃げてしまい、国益を損する問題にもつながりかねないと、厳しく指摘しました。
 GPIFの年金積立金は、日本国内の産業を育成するために使うものではありません。
 ベンチャー投資は重要ですが、年金積立金は、そのためのお金ではなく、被保険者の利益となるように、安全第一で運用することが重要であると塩崎厚労大臣に釘を刺しました。

 今週は、他にも、海外の紛争地域で、兵士の武装解除や就職等の社会復帰支援活動で活躍している、非常にすばらしい日本人の方とお会いをして、意見交換をさせて頂きました。
 また、大学のゼミの皆様には議員会館の会議室にお越しいただき、意見交換をさせて頂きました。いまの学生の皆様が考えている事をお伺いし、私自身も勉強になりました。
 それではまたお会いいたしましょう。お風邪などおめしになりませんように、失礼いたします。