本日は平成26年7月12日土曜日です。今週は集団的自衛権に関する予算委員会集中審議をめぐり、来週14日月曜日に開くのか開かないのか、あるいは野党の質問時間をどれくらいにするのか、一日だけで終わってしまうのかなど、野党筆頭理事として与党筆頭理事の塩崎恭久議員と激しい交渉をしてまいりました。
 14日は、一定の野党の質問時間を取って、予算委員会が開かれますが、与党は一日だけで終わりにしようという思惑が大変強いようでした。しかし、我々の強い要請で予算委員長が最後は、14日のみならず、更に予算委員会の集中審議を続けるため、最大限努力するということを理事会で宣言いたしまして、我々としても14日は出席して審議いたします。

 しかしながら戦後70年の安全保障のルールを大転換するという決定をした後、たった一回しか予算委員会を開かないといわんばかりの姿勢は、論外であり、国民に説明をするという姿勢が自民党・公明党には欠けていると言わざるを得ません。


 また、今週は千葉県の柏市に行ってまいりました。現在、柏市では、高齢社会に取り組むジェロントロジー(老年学)の拠点として、東京大学と協力して、高齢者が住みやすく、就労ができ、健康寿命が延びるような街づくりをしており、大変参考になりました。

 そして、昨日は久しぶりに厚生労働省にお邪魔して、第三回ハローワーク業務改善コンクールに出席してまいりました。全国500か所程あるハローワークが業務改善のアイディアを競い合い、その中で予選を勝ち抜いた6つのハローワークが厚生労働省本省に来てプレゼンテーションをしまして、優勝者を決定して表彰します。こういった取り組みによって、業務に適正な緊張を生み出すことができるのではないでしょうか。私が大臣時代にはじめた取り組みが続いていることを嬉しく思いました。

 更に、非常に珍しい研修を受けてまいりました。「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」というもので、完全な暗闇の中に入り、視覚障がい者の方に先導して頂いて、8人ほどのチームで共同作業をするというものあります。暗闇の中でチームワークを発揮することができます。今までに体験したことが無いような体験でした。この「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は世界でも広く実施されている研修だと言われておりますので、皆様もご関心をお持ちの方は、一度体験をしてみてはいかがでしょうか。

 今日は本当に暑い一日になりそうですので、皆様もお体にお気を付け下さい。それでは失礼いたします。