本日は、平成26年6月27日金曜日です。これから中野区立東部区民活動センターで「ながつま昭と語る会」(国政報告会)を開催いたします。

 今月の22日に国会が閉会を致しました。今週はずっと地元をまわり、区民の皆様との意見交換や、福祉施設の訪問など、大変、有意義な時間を過ごしました。

 また、今週は、民主党議員と集団的自衛権に関する議論を深めることが出来ました。民主党所属の全議員に呼びかけ、集団的自衛権についての民主党のスタンスを徹底的に議論いたしました。

 政府は、来週火曜日に集団的自衛権行使容認の閣議決定をする構えです。集団的自衛権の行使を容認した場合、日本は自国が攻撃をされていなくても、他国を反撃することが可能となり、専守防衛に徹してきた戦後70年の大きな転換となります。

 こうしたことから、閣議決定の前に予算委員会の集中審議を開催するよう、与党に強く求めましたが、応じる気配はありません。閣議決定後、衆議院と参議院でそれぞれ1日ずつ予算委員会で集中審議をして終了、というような状況であります。

 「ねじれ国会の解消」は、物事がスピーディーに決定されるので良いことであるという見方をされる方もいますが、戦後70年の大きな転換がこれほど簡単に決まって良いのかという懸念もあります。予算委員会でこの集団的自衛権の問題に関しては、引続き、徹底的に議論をする必要があると思います。

 それでは、良い週末をお過ごし下さい。