一週間(3月17日~3月21日)のご報告を申し上げます。 本日は、平成26年3月22日土曜日。これから中野区上鷺宮で国政報告会を開催いたします。国政報告会は、原則、毎週中野区・渋谷区いずれかの地域で開催しております。

 私はこの一週間、IPU(列国議会同盟)という世界130カ国の国会議員が集まる国際会議に出席するため、ジュネーブへ行ってまいりました。会議では、国連の課題、ウクライナの問題、あるいは中央アフリカの問題など幅広く議論をいたしました。

 私自身も様々な会議でスピーチをいたしまして、特に子どもの人権、少年兵の問題など、いまだに世界中で子どもが搾取されている現状について討議を重ねてまいりました。また、いろいろな文章をつくるにあたって、130カ国の代表者が集まって一行一行丁寧に議論し、最後にまとめていくという作業を見て私自身勉強になりました。

 私自信も多くの価値観を一つにまとめていく、緊急追加議題(中央アフリカの紛争解決)の起草委員会のメンバーとして立候補いたしまして、緊急議題のまとめ役として逐条審査に加わりました。

 日本はしゃんしゃんで終わってしまったり、初めから会議の結論が決まってしまっていたり、ほとんど議論なしに決まってしまう会議が非常に多いと感じます。やはり、多様な意見をまとめていくには、丁寧な議論と、一行一行の逐条審査という手法が大変有効であると感じました。

 また、国連や米国に対する強い批判や、ウクライナ問題で演説したロシア代表団に対する大きな拍手など、先進国とは異なる価値観を感じました。

 アメリカの価値観、西洋の価値観、東洋の価値観、あるいは宗教の違いなど世界は非常に多様な意見があり、日本にいては分からないことも多く感じました。今後の活動に役立てていきたいと思います。それでは良い週末をお過ごし下さい。