今週(10月8日月曜~10月13日土曜)の活動報告をいたします。本日は、ポスターの写真撮影のスタジオで報告を申し上げております。

 今朝は4時半に起きて、TBSのサタズバという番組に出演し、復興予算19兆円が不適切に使われているという疑いについて、私が調べた中身を申し上げて、国と与党である民主党とで、きちんとそれを是正、そして予算の削除に取り組んでいくということを報告いたしました。

  そして、もうひとつのテーマとして格差を是正していくことに取り組んでおります。懸案の年金の一元化、最低保障年金7万円、あるいは後期高齢者医療制度を廃止して、国保の保険者を市町村から、大きな都道府県の単位に移し、保険を安定的に運営していく。これは国民会議で議論していくということになっておりますけれども、残念ながら、安部総裁になって、議論が中断しておりますので、これは粘り強く呼びかけをして、政局抜きの社会保障の議論をしていくべく取り組みをして参ります。

  そして、もうひとつは本日、テレビでも話題になりました厚生年金基金を解散するという政府の方針について、色々な議論があります。これは代行割れと言って、国民の皆様全体の厚生年金の保険料を企業に一部の運用を代行していくというものについて、これが運用割れといって、損が拡大しているということをなんとかしなくてはならないということで、中には倒産をしている企業もありますので、それを誰が補てんするのかということについて、来年の通常国会に法案を提出すべく、取り組んでおります。最終的には、国民の皆様の理解が得られれば、企業に出来る限り拠出して頂き、国民の皆様全体の保険料の中で、その一部の負担をしていくというようなことも視野に入れなければいけないのではと いうことも議論をしているところであります。

  さらにもうひとつテーマといたしましては、現在、私自身が調査をしておりますのは、格差を是正をしていく所得再配分機能、つまり高額の所得者から、それを定額の所得者に、格差を是正するための税制政策・社会保障政策をすることによって、低所得者にお金がまわって、消費も拡大していく、そして内需拡大につながるのではないかと考えています。この具体的数字の計算も現在、内閣府と一緒にシミュレーションをしておりますので、格差是正や貧困対策というのは消費拡大や経済成長にもつながる道である、こういうような道を説得力ある形で皆様にご提示をしていきたいと思っております。

 これまでは貧困格差対策は、経済成長のお荷物になり、社会保障を充実させていくことは経済成長にマ イナスになるという発想がありましたけれども、そうではないということをお示しして、さらにこの3年間取り組んできた格差是正の対策、これを消費税を上げさせて頂くと同時に拡充をしていきたいと思っております。

 これから、外で街頭演説をして、夕方には後援会の集まりがあります。また来週も精一杯活動をしていきます。強い危機感を持って頑張って参ります。