一週間(6月25日(月)~6月29日(金))の活動報告を申し上げます。

 本日は6月29日金曜日です。現在17時近くです。
6月26日火曜日に社会保障と税の一体改革関連法案が衆議院で可決しました。民主党から法案に反対した議員が出ました。離党の動きがあるとも報道されています。

 我々民主党の議員は、マニフェストの実現について、最後まであきらめずに少しでも前に進める責任があります。社会保障の充実のためには、これまでのように借金(国債)のみに頼るのではなく、安定財源が必要となります。よりよい社会保障を実現するため全力を尽くしてまいります。

 消費税にばかり注目が集まっていますが、今回衆議院を通過した法案には格差対策を進める法案が多数盛り込まれています。

●低所得の方が国民健康保険に入る際の、保険料の軽減(対象は400万人)
●低所得・低年金の年金受給者の方々への受給額の上乗せ(対象は500万人)
●低所得の障害年金受給者の方々への支給額の上乗せ(対象は180万人)
●パート・アルバイトなどの短時間労働者の方々への厚生年金適用(対象は25万人)
●無年金の方が年金を受給できるようにするため、年金保険料の納付期間を25年から10年に短縮(対象は17万人)
●消費税率が上がることによる物価上昇に応じた年金支給額の増加(対象はすべての年金受給者)

 新しい年金制度については、与野党の国会議員を交えて合意を目指します。政権交代のたびに制度が変わらないように、また、ねじれ国会の状況の中で少しでも早く、より良い制度を構築するよう全力を尽くしてまいります。