一週間(2月4日(土)~2月10日(金))の活動報告を申し上げます。

 この動画を撮影しているのは、2月10日金曜日のお昼です。

 本日14時から社会保障と税の一体改革調査会が開催され、民主党の新しい年金制度についての試算を公表します。調査会では、私から試算の説明をさせていただき、そのあと記者へのブリーフィングもいたします。

 民主党の新しい年金制度では、最低保障年金を創設し、低年金の皆様に一か月あたり、最低7万円を支給することとなっています。
 ただし、新しい年金制度は、40年程度の時間をかけて、今の制度から移行していきます。
 スウェーデンでは、移行期間を短縮し、半分程度の期間で移行していますが、日本では、移行期間をどのくらい設けるかについての議論はこれからです。

 移行期間が40年間ということは、基本的に、20歳から年金保険料を支払い始めて40年間支払った方が、新しい年金制度の年金を支給されるということを意味します。
 現在、年金を受給している方は、新しい年金制度の年金を受給することはありません。

 現在、60歳以上で生活保護を受給している方は、全体の半分にものぼります。
 ご高齢の方は、仕事を見つけることが困難です。年金制度の充実が必要です。
 日本と比べて、ヨーロッパ諸国では、高齢者の生活保護受給者は非常に少なくなっていますが、これは、年金制度が充実していることも起因します。
 格差対策としても最低保障年金は有効なのです。

 もちろん、新しい年金制度の議論を進めるとともに、現在受給されている方についても、低年金対策を進め、格差解消に努めてまいります。

 年金制度は国家100年の計です。
 新しい年金制度について、議論を進め、できるだけ早い段階で国民の皆様にお示しし、いろいろな意見を頂戴したいと考えています。