一週間(10月10日(月)~10月14日(金))の活動報告を申し上げます。

 10月11日火曜日と12日水曜日に、東日本大震災被災地における医療、労働、福祉等の実情調査のため岩手県を訪問しました。
 岩手県では、陸前高田市の県立高田病院、ハローワーク大船渡、遠野市役所、釜石市の平田地区サポートセンター、宮古市の田老仮設保育所などにお邪魔しました。
 岩手をはじめとして、宮城、福島など被災した東北地域を福祉の先進地域として復興するよう取り組んでまいります。

 本日10月14日金曜日の午前中には、第一回目の民主党経済連携プロジェクトチームが開催され、TPP(環太平洋経済連携協定)の議論が始まりました。
 TPPの議論は、国家100年の判断が求められる重要な案件です。
 本日の会合で、TPPに参加することで雇用増えるのか、経済のパイが拡大するのか、といった基礎的な資料が不足している懸念がありましたので、私から、これらのデータを揃え、正確なデータに基づいて繰り返し議論していく必要性をお伝えしました。今後、党内で繰り返し議論し、民主党としての意見集約を進めてまいります。

 近く、民主党内で、税と社会保障の一体改革の調査会が開催されます。
 この調査会は、消費税率のアップをお願いするときに社会保障のビジョンと必要な費用を一体として考えていくために設置されます。
 細川律夫前厚生労働大臣が座長、私が事務局長を務め、将来の社会保障のビジョンをお示しするよう全力を尽くしてまいります。

 来週には、臨時国会が始まります。
 社会保障をはじめ、国民の立場に立った政策を進めてまいります。
 今後もご指導をお願い申し上げます。