皆さん、私は民主党の衆議院議員の長妻昭です。今週の報告を致します。皆様の税金をいただいて、震災対策の第一次補正予算4兆円分の法律予算案が成立致しました。連休中でございました。その予算の執行を、今着々と進めております。特に、瓦礫の処理、そして、仮設住宅の促進、これを大きく盛り込んでおります。瓦礫の処理については、仕事を中断している地元漁民の方に瓦礫の処理を手伝っていただくと、日当をお支払いをすると、こういうような雇用対策と相俟った仕組みを導入もさせていただいております。

 そして、福島第一原発、これについては、低温、冷温停止ということで、封じ込めをきちっとしていくということに全力を傾注をしております。そして、この国家公務員のお給料を1割カットするという事も今週から労働組合にも提示をして進めていきたいと、人件費を2割カットするという中で、お給料は1割カット、そして人員のカットも含めて全体の人件費を2割カットする、ということであります。我々国会議員も、1人当たり300万円、お給料を返上を致しまして、合計で22億円程度でございますが、復興資金に役立てていただこうということで、実施をしております。

 そして、社会保障でありますけども、今週、少子高齢社会を克服する日本モデル研究会というものを私が代表で立ち上げております。来たるべき将来の福祉ビジョンをきちっと掲げるということも、更に詳細な青写真を皆様にお示ししよう、というふうに考えております。

 そして、最高裁判所から違憲状態だという判決をいただきました、衆議院、参議院における一票の格差、選挙制度改革、これも待ったなしで進めなければいけません。他党とも綿密にお話を致して、そして、その選挙制度の改革について前に進めていきたい、と考えております。今週の報告でありました。ありがとうございました。