【厚生労働委員会】後期高齢者一人あたり保険料の伸び率は若人の2倍近く 国立病院の調達問題を質す
 
 本日、ながつま昭は、厚生労働委員会において質疑に立ちました。
 まず、後期高齢者医療制度について、質問しました。
 後期高齢者医療制度の見直しについて、舛添要一厚生労働大臣は、制度の根幹部分を基本的に維持する旨を答弁。制度の抜本的な見直しに否定的な見解を示しました。
 ながつま昭が入手した資料によると、平成20年度から平成27年度にかけての、後期高齢者医療制度における加入者一人あたり保険料の伸び率(38%)は、74歳以下の方が加入する国民健康保険の伸び率(23%)と比べ、2倍近いことが明らかになっています。
 今後、後期高齢者の方は、医者にかかればかかるほど、保険料が急速に伸びて負担増となり、医者にかかりにくくなることが予想されます。
 政府の意図が、後期高齢者の方に痛みを感じさせることによって、医療費を抑えることにあるとすれば、問題です。
 次に、国立病院を束ねる(独)国立病院機構及び国立高度専門医療センター特別会計における調達について、質問しました。
 一般競争入札における入札率95%以上の件数が、病院機構で79.8%(うち入札率100%の案件が20.5%)、センターで71.7%(うち入札率100%の案件が18.3%)となっています。また、指名競争入札も入札率が非常に高くなっています。
 適正な調達が実施されているか疑問です。ながつま昭は、舛添厚労大臣と竹島一彦公正取引委員会委員長に対し、徹底的に調査するよう、要請しました。
 医療費を削減するならば、必要な医療を削る前に、ムダを是正すべきです。ながつま

下記ページにて見ることができます。
http://naga.tv/080514-2.htm