【学校の耐震】公立小中学校約1万棟が震度6~7で倒壊又は大破する危険性が極めて高い しかし、未だに未改修

 公立小中学校の校舎や体育館などに対して耐震診断をした結果、改修が必要と認定されたにも係わらず、未だ改修がなされていないものは本年4月1日現在で3万2590棟もある。
 このうち、約3分の1に当たる約1万棟が、「気象庁震度階級6強~7程度の大規模地震に対して倒壊又は大破する危険性が極めて高いと考えられる」と文部科学省は公式見解を発表した。最大震度6強の地震は、2003年以降、宮城県、新潟県でも発生しており、緊急に改修が必要となる。今後とも取り組んで参ります。


※ 未改修校舎等の都道府県別数(公立小中学校の校舎や体育館などで耐震診断をして改修が必要と認定されたにも係わらず、未だ改修がなされていない建物)