オンライン証券がなかった20年以上前、全世界株式やアメリカの優良株にまんべんなく投資することはたいへん困難でした。
オンライン証券やETF、手数料が格安のインデックスファンドができてから、それが容易になりました。
NISAをはじめとした、投資信託のインデックスファンドをドルコスト平均法で毎月買う場合、長期、分散、積み立てが基本です。
長期って一体どれくらいでしょう?
最低でも10年、できれば20年、買い続けて保有し続ければマイナスにはならないと言われています。
私は生まれてから50歳くらいまでは、買い続けるのがいいと思います。
生まれてからというのは、子供が生まれて、その子名義で投資する場合。
大人の場合は投資を初めてから。
ジュニアNISAは廃止されましたが、我が家では同じ口座で、児童手当やお年玉、お小遣いの余りをコツコツ課税で買い続けています。
300万円の元金が、すでに600万円くらいになりました。(まだ7年目です)
(入学祝いにもらった、机を買うお金も入金してしまったが、取り出せるのか…。)
金額が毎回変わるので、積み立てするのはやめて、都度ショット買いしています。
リーマン・ショックやコロナショック、トランプ関税で波乱に満ちた相場でも、積み立てをやめずにブレずに継続してください。
短期にはマイナスでも、長く持っていると、プラスに転じます。
複利の力は大きい。
では、解約するのはどんな時でしょう?
それは、使うときだけです。
旅行や趣味、学費で必要になったときに都度取り崩します。
老後資金も、一括で現金化するのではなく、毎月必要な金額を定期解約、もしくは定率で取り崩しをすると、下ろさなかったお金はそのまま運用で増えて行きます。
現在、総資産の5%(420万円)くらいが現金で、残り95%はすべてリスク資産です。
リスク許容度は人により違います。
あと60年くらいは世界の人口は増えると言われています。
これが人口減少フェーズに入ると、「経済右肩上がり」が成り立たなくなります。
私たちは、時間も手間もかけずに誰でも資産を増やせる、非常にラッキーな世代なのです。