勤めていたときのお客さんで、二人の息子さんを持つ方の話です。
息子二人とも、1、2位を争う国内有名大学卒。
お兄ちゃんは官僚になり、働き詰めで忙しい毎日。仕事に追われ、ストレスでとても幸せそうに見えない。
弟は、農家。
土地を借りてか買ってか、ゼロから新規就農し、いろいろな野菜にチャレンジして、毎日楽しそうにしている。
「ふたりともいい年して独身なのよね〜誰かいい人いないかしら」
これを聞いてわたし、薄々気づいていたが、「産業化時代の幸せの定義ってすでに壊れていない?」と言う疑いが、確信に変わったのです。
一生懸命勉強して、いい大学を出て安定した会社に入るのが幸せって言われてなかったか?
うちの親
「農家は食べていくだけで精一杯」
「農家は儲からない」
「安定した会社に勤めるのが一番いい」
私が実際に体感した、会社員の頃の苦しみ
「本音は言ってはいけない」
「フルタイムでコミットして、手取り23万」
「義務じゃないけど時間外に行われる会議」
プレジデントに載っていた、未来予想図。
ホワイトカラーがAIに取って変わられたら、ブルーカラーに求職者が殺到する。
その後、ブルーカラーの仕事もなくなる。
本当にそんな未来が来るのでしょうか…