『少年時代【長門市のAさん編】』

長門市からレッスンに来られている、Aさん。

先日発表会では、素敵な衣装でアヴェマリアを演奏して下さいました。

次の目標は、7月7日にある「大人のためのフルートサロン」で演奏することです。

何の曲を演奏しようか・・・と一緒に相談させていただき、あまり曲が長くなく、みんなが知っていて、音域もほどほどで・・・と言うことで、少年時代を演奏することになりました。

早速譜読みをしてこられていました。

Aさんは、どうしてもアパチュア（口の穴）が大きくなる癖があり、息がたくさん漏れてしまいます。

以前に比べたら、徐々に小さくなって音に芯ができてきましたが、もう少し練習をしていただく必要があります。

爪楊枝を使ったり、手のひらを使って息を細くするトレーニングをしています。

基礎練習（特にロングトーン）を丁寧に時間をかけて練習していただき、少しでも息漏れのない綺麗な音色が出るよう、頑張ってくださっています。

68歳・・・決して若いわけではありませんが、何事にも前向きにチャレンジされる姿勢がとても美しく、感動的です。

Aさんは、私にとって理想のお姉さんです。

私も同じ年頃になった時、Aさんのように何事にもチャレンジして前向きに生きていきたいと思います。

またお若い生徒さんには「長門先生のように、素敵な人生を送りたい」と言っていただけるよう、頑張りたいと思います。

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