「四季の詩情」メドレー・・・星出尚志編曲
今日は、この「四季の詩情」の一日でした。
まず、午前中にremonママさんのレッスンでした。
お互いの子供が同じ年で、子供のことでも話が盛り上がります
楽しく世間話をした後、早速ロングトーンを開始しました。
やっぱり、新しいフルート(パウエル)にしてから、益々音色が良くなりました・・・というか、安定しましたね。
そして、基礎練習の後「四季の詩情」メドレーの練習です。
先週は、旋律と伴奏の吹き分け、特に伴奏から旋律に戻る時に、音色を戻す事、クレッシェンドをして、旋律を強調する事など、アドバイスをしました。
今回、1stを引き受けていただくのですが、やはり、1stを吹くには、それなりの音色と技量が必要になってきます。
旋律を吹きながら、伴奏のパートを引っ張っていってもらったり、全体の雰囲気を決めたり・・・と、役割は一番大きいですね。
そこで、この旋律では、どういう役割があるなど、少しですが、お話をしました。
でも、ほとんど完成しているので、あとは細かい16分音符とかの練習だけです。
血液型アンサンブルでは「きよしこの夜」を演奏します
今回、血液型で分けたアンサンブルチームで、クリスマスにちなんだ作品を、演奏していただきます。
「最初のノエル(牧人ひつじ)」「きよしこの夜」「諸人こぞりて」「主よ、人の望みの喜びよ」「くるみ割り人形」など・・・。
和気藹々と演奏していただくんですが、きよしこの夜は、教室でパウエルのフルートを持っている方が3人いるので、たまたま全員A型だったので、面白そうかな~と思って組んでみました
remonママさんは、3番フルートです。
低音域を支えていただくのですが、どの音域も均等に響かせる事が出来る、オールマイティー・プレーヤーです。
3番パートも、華麗に演奏されて、一安心
合奏の結婚行進曲も安定した演奏で、発表会まで無事に過ごせそうです
さて、昼からは、助産師のKさんがレッスンに来られました。
Kさんは、四季の詩情では、4番パートです。
ほぼ、低音域ばかりで、右手の小指、薬指辺りを酷使する運指が続きます
私は1番しか吹いたことがありませんが、レッスンで全パートを見ていると「ああ、こんな動きをして支えてもらっていたんだ~」と感謝に思います。
特に、4番は、しんどいだろうな~と、Kさんの演奏を聴いて思います。
先週は、伴奏の時に、旋律の音を引き立てるような音色で・・・とお話をしました。
息の量があるKさんは、つい安心して吹くと、とても目立つ音になります。
自分が旋律のときはいいのですが、伴奏に回ったときに、コントロールが必要になります。
それが上手に出来ないと、アンサンブルが死んでしまいます。
そこで私は楽譜に「死んで生きる」と書いて、自分の音色を殺す事によって、相手の旋律を生かす」お話をしました。
もちろん、いい響きまでは殺してはいけませんが、あまり周囲を聴かない演奏、周囲のバランスを考えずに自分勝手に吹く演奏は、いいアンサンブルとは言えません。
今回の発表会の課題は「合わせる楽しさを知り、技術を身につける」事です。
やはり、アンサンブルを上手にしようと思うと、個々人の技量はもちろん、相手の演奏に合わせたり、呼吸、息のスピード、上級者になってくるとビブラートの早さ、かけ方なども合わせます。
今回の発表会では、そういう細やかな指導も、行っていきたいと思っています。
その時に出た話しで、Kさんは、最初吹奏楽団でフルートを始めました。
しかし、やはり楽団の練習では、フルートが上手にならないと判断して、教室に来られました。
確かに、楽団の練習は、全体の中のフルート・・・としての練習は出来ますが、具体的に口の形(アパチュアやアンブシャー)、ビブラート、運指など細やかな指導や練習は難しいですよね。
Kさんは今、活き活きフルートを吹かれています。
毎週の課題をきっちり練習され、私のアドバイスを身につけられて、とてもフルートを始めて3年目とは思えない演奏です。
だから、今回、四季の詩情の4番パートという難パートに取り組んでいただきました。
きっと、今回も成長していただけるでしょうね。
本当に、教えていて楽しい生徒さんの一人です。
今日は、四季の詩情のレッスンが続きましたね
発表会では、どんなハーモニーが聞けるか楽しみです。
とりあえず、リハーサルが12月初旬にあるので、そのときまでには、全員の演奏が通るようにしたいです。
もうずぐ、勝負の11月。
私自身も、気を引き締めて、レッスンを頑張ります