今日は、由依さんとディズニーランド
ディズニー初めての私は、ワクワクしていた
森田「よ、予定より早く着いちゃったな」
森田は、待ち合わせ場所の舞浜駅で、そわそわしながらベンチに座った
小林「お待たせ、ひかるちゃん」
森田「あ、由依さんってえぇ〜⁈」
話は数時間前に戻る
松田「由依さん、今日ひかるとデートするんですよね?」
小林「うん、ディズニーランド行くんだ。ひかるちゃん行った事ないって言ってたから」
松田「あの、ちょっとお願いがあるんですけど、、、」
小林「ん?お願いって?」
すると、松田が指をパチンとすると、理佐と田村、土生に捕まえられて、松田の部屋に連行された
田村「先輩、すみません」
土生「由依、ゴメンね〜」
理佐「すぐおわるから」
小林「えっ、ちょっと、、」
数分後
松田「おぉーカッコいい!!」
田村「本当だ、イケメン♡」
理佐「まあね、髪セットとメイクしたけどこんなにカッコよくなるとは、私天才!」
土生「いやー、由依のコーディネートするの楽しいね」
松田「写真撮りましょう!」
理佐「そうね。」
小林「ちょっと待って、なんで私男装してるの?」
田村「あれ?まりな言ってないの?」
小林「いや、いきなり捕まえられて、男装させられたからビックリしたよ」
松田「すいません、ハロウィンの時由依さん男装したじゃないですか」
小林「ああ、あの地獄の be mineの時か」
回想
森田「あーまりな羨ましいよ」
田村「由依さんの男装カッコ良かったもんね」
森田「私も男装した由依さんとデートしたい」
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田村「そんな話をまりなと今度デートするから先輩に、お願いしてみよっかって話していたら理佐さんと土生さんが食いついて来て」
理佐「それで、面白そうだから協力したわけ」
土生「そういうわけでーす✌️」
小林「そういうことか、、、」
理佐「でも似合ってるでしょ。コーデもメイクもちゃんと私達でしたから」
確かに、黒髪ショートのフワッとセットしていて、アウターが紺のジャケット、インナーがボーダーシャツ、黒のスキニージーンズってシンプルなコーデで違和感がなかった
理佐「ほら、デート行っておいで時間になるよ」
松田「先輩、ひかるの事よろしくお願いします」
田村「由依さん頑張って」
土生「由依、行ってらっしゃい」
小林「ありがとう、行ってくるね」
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小林「ってわけなんです。」
森田「な、なんか私のせいですみません」
森田「でも、やっぱり由依さんカッコイイですし私のためにしてくれて嬉しいです。」
小林「よかった。じゃあ行こっか!」
森田「はい」
森田「ん?」
小林は、スッと手を出す
小林「デートでしょ。ほら」
そういうと森田の手を繋いだ
私達は、早速ディズニーショップに入り、ダッフィーのクマ耳を購入してつけた
ウィッグの上につけて大丈夫かな?って思ったけど、しっかりハマっているからずり落ちたりする心配はなかった
そこは、流石、理佐と土生ちゃんだと思う
ひかるちゃんが期間限定のチェロスを買いたいとマップを見ていた
森田「んー、どこだろ?」
小林「見せてみて、えーとココがソレだからアレじゃないかな?」
森田「あ、本当だ。流石、由依さん!」
森田(由依さん周りに変に思われないように声低くしているからイケボだ///)
森田「買ってきますから待っててください」
森田は、ニコッと笑ってチェロス屋に向かった
小林(今日のひかるちゃんかわいいな。いつもよりオシャレでオトナっぽい)
森田「お待たせしました」
小林「ん?二本買ったの?」
森田「はい、チョコ好きだって言ってたので一緒に食べたいなって思って」
小林「ひかるちゃんのは?」
森田「私は、期間限定のイチゴ味です」
小林「そっちも後で食べさせて」
森田「えーいいですよ!!」
お互いチェロスを食べながらイチャイチャしていた
周りから見たら恋人に見えるのだろうか
森田「ふふっ、カップルみたいですね」
小林「っ///。」
まるでわたしの心中を見られているようで、言葉が詰まった
小林「あ、あっちでパレードやっているから食べ歩きながら観に行こうか」
森田「はい」
私達は、パレードを見たり、アトラクションに乗ったり、ディズニーのキャラと写真を撮ってたりした
ひかるちゃんも嬉しそうにデートを満喫しているようでよかった
普段、外に出ないわたしも楽しい
私は、前から気になっていたホーンデットマンションに乗ることに決めた
小林「ひかるちゃん怖いの大丈夫?」
森田「いや、ここのはそんなに怖くないと思うので平気なはず、、、」
するとバタンとドアが閉まると森田は、ビクッとビビっていた
森田「だ、だただ、大丈夫ですよ。子供向けのオバケが出てくるだけですし」
小林「怖いならやめようか?」
森田「由依さんがいるなら平気です!」
すると、キャストがこちらに進みくださいと案内する
森田「さぁ、行きましょう。楽しみですね」
森田は、明らかに怖がっていたのかテンパっていた
キャスト「2名様、こちらへどうぞ」
森田は、手を繋いでグイグイ引っ張る
森田「あ、アレに乗るみたいですね。暗いから足元気をつけてください」
乗り物に乗ると少しだけホッとしていた
森田「こ、、怖かったら手を握ってもいいですか?」
振り向くと、隣の席に二期生の関が乗っていた
森田「えっ?!ゆみちゃんなんで?」
関「ひーちゃんが勝手に私の手引っ張るからだよ〜」
森田「えぇー!!!」
小林と間違えて関と一緒に行ってしまった
小林「い、行っちゃった、、、、。」
小林「ひかるちゃんが関ちゃんつれて流れってちゃった、、、」
小林(なんで関ちゃんがいたんだ?てか、私どうしようかな?)
小林(1人で乗ってもな、、、)
小林「すいません、乗るのキャ、、」
土生「ねぇ、そこのオニーサン。」
土生「相席いいかな?私もツレが流されちゃっててさ」
小林「は、土生ちゃん⁈」
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後半に続きます
