その日、過去の私の夢を見た


髪色も今と違って地味で暗い


あの時の私は、いじめられて孤独だった


私は、屋上で授業をしているクラスメイトを眺めていると、テチが来た


平手「そこにいたんだ」



小林「アンタ誰?」



平手「そういうアンタは誰?」



私はムスッしたしかめっ面でテチを睨みつけた



小林「、、、、小林由依」



平手「マジ?私の親友も小林由依って名前なんだ」



小林「楽しそうだね、私楽しそうな人嫌いだから、、」



平手「そうだったね、、、」




小林「グループ作ってる奴らも嫌い」



平手「意味なく、自分が否定されてる気分になるから」



小林「  休み時間が嫌い」



平手「自分がクラスで孤立してるってみんなに主張されている気分になるから」



小林「 先生も嫌い」



平手「集団行動を優先させるから、自分が浮くから学校行事は特に嫌いだった」 



平手「思えば好きなものなんて1つもなかったんだよね」



平手「自分がいなくなればいいとか普通に思ってたんだよね」




小林「 私、誰にも必要とされてないよね」


                    

小林「死んでもいい?」



平手「うーん、、、死ぬのはやめた方がいいな」



平手「今ピンとこないかもしれないけど」



平手「もう少ししたら、私が親友になる」



平手「あとは、根は明るくて、ダンスが上手い女の子とすごくウザいけど人のいい女の子、クールな二人組」


平手「なんでか知らないけど、私達の周りに友達や大切な人がたくさんできる」



平手「それから、私はこばのためなら泣いたり、笑ったり、凹んだり、怒ったり、叱ってあげる」



小林「必ず私がいるから」



テチは、私のことを抱きしめてくれた



小林「あれ?なんの夢みてたんだっけ、、、」



夢から覚めた私は、ベッドで1:27だとスマホで確認した


ジワっと涙が溢れてきた



そうだ、私はテチと出会って孤独から解放された



小林「テチに会いたいなぁ、、、。」



夢から覚めた時にテチを想った

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