健康保険はどんな保険? | 総務部経理課に配属となりました、かっぱです。

健康保険はどんな保険?

1:健康保険とは


仕事上または通勤途中以外のケガや病気、出産・死亡といった事故が起きた場合、治療費の一部を従業員の代りに支払ってくれる保険。

 また、健康保険に加入している従業員だけでなく、一定の要件を満たしている場合であれば、その家族も健康保険のサービスを受けられる。



2:健康保険には2種類ある


会社が加入する健康保険には、政府(社会保険庁)が管理運営する【政府管掌健康保険】と、健康保険組合が独自に管理運営する【組合管掌保険】の2種類があります。


☆中小企業等で働く従業員やその家族の皆様が加入されている健康保険(政府管掌健康保険)は、従来、国(社会保険庁)で運営していましたが、平成20年10月1日、新たに全国健康保険協会が設立され、協会が運営することとなりました。


全国健康保険協会の詳細については、協会のホームページ をご覧下さい。


【健康保険組合】とは政府に代って健康保険を運営している組合のことを言い、大企業などが独自に専用の健康保険組合を設立するケースや、業種ごとに加入が許される業種別の健康保険組合があります。「全国健康保険協会」と「組合管掌健康保険」が提供する基本のサービス内容は同じですが、「組合管掌健康保険」の方が独自に保険料額や上乗せ給付などを決定できるため「全国健康保険協会」よりも保険料が安く、手厚い保障を受けられるケースが多い。


3:健康保険のサービス内容


適用事業所の所長、従業員とその家族が、仕事や通勤途中の災害とは関係ない病気や怪我をした場合に必要な給付を受けられる。

 病院で治療を受けると治療費がかかりますが、健康保険被保険者証を提示することで、かかった治療費の1~3割(年齢や収入によって異なります)を負担するだけで済みます。残りの治療費の7~9割は健康保険が負担してます。

 ・3歳未満→医療費の2割負担

 ・3歳以上70歳未満→医療費の3割負担

 ・70歳以上→医療費の1割負担(一定の所得のある従業員と家族は3割負担)



写真は本文と関係ありませんw


 -かっぱ-