大阪府警から近畿管区警察学校に指導部長兼教授として出向中の男性警視正(56)が今月上旬、電車内で若い女性に痴漢行為をしたとして、府警が府迷惑防止条例違反容疑で調べていることが、捜査関係者への取材でわかった。
警視正は容疑を大筋で認めているという。
警視正以上の階級は国家公務員となり、その処分権限を持つ警察庁が処分する見通し。
捜査関係者によると、警視正は今月上旬の夜、JR大阪環状線の電車内で、20歳代の女性の尻を数分間にわたり、触ったとされる。
女性が駅員らに被害を申告し、駆け付けた警察官が事情を聞いたところ、警視正は「酒に酔って覚えていない」と説明。
しかし、目撃情報もあり、その後、容疑を大筋で認めたという。当時、警視正は勤務後に飲酒し、帰宅途中だった.....。