学生時代までは、実学も含め、書物と格闘するように向かい合うことも必要でしょう。
しかしそれは、大学や大学院までにすませておいて、その後は、それを土台に自分の頭で考えていくべきです。
そのためにも、読書と体験と思索を積み重ねて、教養を深めていくことを勧めます。
最近、著名投資家のジム・ロジャーズ氏が「自分が20歳以下の日本人だったら日本から出て行く」という主旨の発言をして注目を集めている。
企業だけでなく、国家としても優秀な若い人材に選ばれるような国づくりをしなくてはいけない。
露と落ち、露と消えにし、若い人の~お金~~~
17年に消費税を再増税しても、まだ社会保障費の増加に追いつく水準には及ばない。
社会保障費を減らす方向に変えていかなければ、増税の議論に終わりがなくなってしまう。
若い人が働いて納めた税金が高齢者の年金や医療費など社会保障費に消えてしまう構造は変えなくてはいけない。
しかし、実際には高齢者のほうが人口が多く、若い世代は投票に行かなくなっているので、社会保障費を削減する方向に変えていく政治がなかなか行われていない。