アリババの上場で8兆円もの価値を手にしたのが、筆頭株主である日本のソフトバンクです。
「非常に幸せに思っています」(ソフトバンク 孫正義社長)
アリババの上場に沸くニューヨーク証券取引所に姿を見せたのは、アリババ株の32%を持つソフトバンクの孫社長です。
孫社長は、アリババ創業の翌2000年に20億円でアリババ株を取得。その後、アリババは急成長し、今回の上場でソフトバンクはおよそ8兆円の含み益を得ました。14年間で価値が4000倍に膨れ上がった計算です。
Q.アリババ株を売る予定は?
「できるだけ長く持ちたいと思います」(ソフトバンク 孫正義社長)
当面、アリババ株を手放す気はないと話す孫社長ですが、これを担保に巨額の資金を借り入れることも可能で、今後、ソフトバンクがどのような戦略に乗り出すのか注目されています。