明けましておめでとうございます
永田製作所 代表の永田弘です。
本年も宜しくお願い致します。
当社事ですが、年末に廃業した協力会社のスタッフ2名増員して
スタートする創設60周年メモリアルな1年となります。
2名はいわゆる職人気質なタイプですが、年明け早々見習うべき事があったので
このブログに書かずにはいられず、ＰＣに向かっている。
初日ということで、彼らが仕事を終える時間を見計らって、新工場に私は行った。
仕事が一段落し、ちょうど機械を停止したところだった。
当然、彼らはすぐに手を洗って身支度し、帰宅するかと思いきや機械を磨きはじめた。
私：「機械新しいから、磨いて帰るの?」
職人：「毎日、仕事を終えたら機械磨いて帰っている！」
私：「うそ～、面倒くさいやん！」
職人：「何言うとんねん
俺が飯食えるのは、この機械があるから飯食えてんねん！だから1日終わったら感謝して仕事終えるようにしてるねん！俺はこれを30数年毎日欠かさずしてる」
私は、ハッとした
私の考えでは機械を磨くのは、極端に汚れた時、もしくは年末の大掃除くらいである。
私のみならず毎日、仕事を終えて、自分の道具や機械に感謝している方がどれだけいるだろうか?
例えば、ＰＣを仕事として携わっている方は、仕事終わりにＰＣを磨いていますか?
営業を仕事として携わっている方は、仕事終わりに営業車を磨いていますか?
大工を仕事として携わっている方は、金づち、かんな等を磨いていますか?
恐らく少ないと思います。
そんなことを年明け早々、彼らから学ぶことができた。
これを新しい風として、社内流すことができれば最強のチームが完成するという出来事であった